リアカメラにソニー製イメージセンサーのIMX386(1200万画素)を搭載したMeizu PRO 6sが、米国のカメラセンサーやレンズの性能の評価機関「DxOMark」のモバイル部門で85点を記録しました。
同じく85点を記録しているのはHuawei Mate 9、LG V20の2機種です。
「DxOMark」と言えば2017年5月17日に発表されたHTC U11がGoogle Pixelを抜かし、初の90点を獲得したことが記憶に新しいでしょう。
5点差というわずかな差に見えますが、上位に15端末しかないことを考えるととても大きな差ということがご理解いただけると思います。
写真は屋外の撮影で太陽光に向けて撮影すると強い光が白っぽくかぶるフレア現象が起こったり、暗所を撮影すると光度ノイズが目立ったりすることが大きな欠点とし、オートフォーカス撮影では正確性の高い写真が取れることや、明るい場所で撮影する時は鮮やかで心地の良い発色をするという高評価を得ています。
ビデオでは明るい場所や暗い場所では色むらが出たり、屋外で撮影するとフレア現象が起こったり、低照度でのディテールが損なわれたり等、ビデオではマイナスの評価が目立ちます。
写真も評価は87点と高いのですが、ビデオでは82点と少し足を引っ張っている様子です。
ベースモデルとなっているMeizu PRO 6は74点となっていますので11点の成長、更にこの評価機関における1点の重さを鑑みるとMeizuがカメラにこだわり続けてきたことがようやく評価されたということになります。
Meizu端末でリアカメラにIMX386を搭載しているのはMeizu PRO 6sの他にも、Meizu M3X、Meizu PRO 6 Plusがあり、今後評価されるのかはわかりませんが、もし評価されたときにはスコアが気になりますね。
Meizu PRO 6sのスペックは、Android 6.0 MarshmallowをベースとしたFlyme 5.2、画面解像度は1920 x 1080のFHDの5.2インチディスプレイ、SoCにMediaTek製のHelio X25(MT6797T)のデカコアプロセッサー、GPUにMali-T880 MP4、前面カメラが500万画素、背面カメラが1200万画素(IMX386)、4GB + 64GBの1モデル展開、バッテリーの容量が3060mAhで最大24Wの急速充電に対応しています。
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