HONOR 90(型番: REA-AN00)が初搭載した2.52GHz版のSnapdragon 7 Gen 1のGPUの性能が通常のSnapdragon 7 Gen 1と同じであることが判明しました。
Weiboユーザーの肥威氏は、HONOR 90のデータを取得し、GPUに採用しているAdreno 644のクロック数が最大443MHzであると明らかにしました。
初搭載したHonorは、2.52GHz版のSnapdragon 7 Gen 1のGPU性能がSnapdragon 778G 5Gと比較して20%の上昇と発表していました。この数値は通常の2.40GHz版のSnapdragon 7 Gen 1が発表されたときと同じ数値だったので性能が同じであることは判明していましたが、搭載機によって実際の数値が判明すると、より確かな情報となります。
そのため、2.52GHz版と2.40GHz版のSnapdragon 7 Gen 1の違いは、1基のCortex-A710のみとなるので、劇的に体験や体感が優れるといった変化はないでしょう。GPUもAdreno 644で共通なので、違いに気付ける人はいないのではないかと思います。
2.52GHz版のSnapdragon 7 Gen 1を搭載したHONOR 90は中国市場だけでなく国際市場でも販売することが明らかになっており、少し待てばGMSを備えたHONOR 90を近い将来に購入することが出来ます。
中国市場向けのHONOR 90は標準モデルの容量は12GB+256GBで、価格は2499元(約49,500円)に設定されています。国際市場ではGMSを搭載したり、国際市場向けへの最適化を行うためにやや高価になることが予想されていますが、Snapdragon 7 Gen 1を搭載した製品としては安い価格設定になると思うので、多くの人々が購入しやすい製品になるのではないかと思います。