NUVIA製CPUはウェアラブル端末向けにも採用、広範囲での採用が判明

NUVIA製CPUはウェアラブル端末向けにも採用、広範囲での採用が判明

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Qualcommは2021年1月に約14億ドルでNUVIAを買収したと発表しましたが、2022年10月になってもどのように動いているのか不明です。今回、NUVIAが開発したCPUがモバイル端末向けだけでなく、ウェアラブル端末向けにも採用することが明らかになりました。

 

QualcommがNUVIAの買収を発表した記事では、NUVIA製CPUをSnapdragonと統合すると明らかにしていましたが、どのような製品に採用するのかは明らかにしていませんでした。

 

ただ、旗艦製品向けの「Snapdragon 8」での採用は確実視されていました。というのも、Armが開発したCPUではArmの方針に基づいた性能しか発揮できませんが、独自のCPUを開発すれば自社の発揮したい性能を色濃く表現することが可能になり、より洗練された製品を開発し、採用する企業に供給することができるようになります。

 

今回、ウェアラブル端末向けでもNUVIA製CPUの採用が明らかになったので、最高位の「Snapdragon 8」だけでなく、エントリー製品向けの「Snapdragon 4」での採用が期待できます。

 

「Snapdragon 6」や「Snapdragon 4」の開発資源はウェアラブル端末向けの「Snapdragon Wear」で利用されているので、今回の情報でウェアラブル端末でNUVIA製CPUを採用すると判明したことは、ミドルレンジ製品向けやエントリー製品向けのSnapdragonが採用するとわかります。

 

今のところ、NUVIA製CPUを初採用した製品は2024年の末に発表予定のSnapdragon 8 Gen 4になる見込みなので、それよりも下位の製品が採用するのは更に後になると考えています。

 

 

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