MediaTekがDimensity 9000の性能向上版を5月に発表か、Snapdragon 8 Gen 1 Plusに対抗

MediaTekがDimensity 9000の性能向上版を5月に発表か、Snapdragon 8 Gen 1 Plusに対抗

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MediaTekが旗艦SoCとして2021年11月に発表したDimensity 9000の性能を向上した製品を、2022年5月に発表する予定であると台湾発の情報として韓国で伝えられています。

 

Dimensity 9000はSnapdragon 8 Gen 1に匹敵する性能を持つ製品で、主な仕様は、プロセス技術はTSMC N4、CPUは3.05GHzのCortex-X2を1基、2.85GHzのCortex-A710を3基、1.8GHzのCortex-A510を4基採用し、GPUはMali-G710 MC10 @848MHzです。Redmi K50 ProやOPPO Find X5 Dimensityが搭載し、AnTuTu Benchmark v9の総合性能は100万点を超える場合があります。

 

今回の製品はDimensity 9000の性能を向上させる見込みで、同社は過去にDimensity 1000の機能増強版としてDimensity 1000+を発表していますが、機能増強版の名の通り、CPUやGPUの動作周波数は据え置きで、144Hz対応や5G Ultra Save対応、HyperEngine 2.0対応、MiraVision対応の4点が追加された製品のため、CPUやGPUの動作周波数が向上する性能向上版とは少し異なります。

 

性能向上版のDimensity 9000は前述の通り5月に発表される予定ですが、Snapdragon 8 Gen 1 Plusも5月に発表されると伝えられているため、Android界隈に大きな衝撃が走る月になるかもしれません。ちなみに、今回の製品は高性能なGalaxy Aが採用する予定で、非常に多くの量を供給すると伝えられています。

 

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