HisenseがUnisoc Ivy 510を搭載した5G対応プロトタイプスマートフォンを展示

HisenseがUnisoc Ivy 510を搭載した5G対応プロトタイプスマートフォンを展示

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11月14日から11月16日に中国の広州で開催された2019中国移動全球合作伙伴大会(CMGPC/China Mobile Global Partners Conference 2019)にて、中国のUnisoc(紫光展鋭)の展示スペースでHisenseが5G対応のプロトタイプスマートフォンを展示していることが確認できました。

 

搭載している5G対応モデムはUnisocが既に発表しているUnisoc Ivy 510(春藤510)で、5G/4G/3G/2Gの多種な通信方式に対応、更にSA(スタンドアローン)/NSA(ノンスタンドアローン)方式に対応しているモデムです。最近Unisocは室内における5G SA(スタンドアローン)/NSA(ノンスタンドアローン)の通信テストを完了したと報告しており、そのテストに使用された5G対応モデムもIvy 510でした。

 

HisenseはIvy 510を搭載した5G対応プロトタイプスマートフォンを展示していますが、この展示機ではSIMカードが刺さっていない状態なのでどの程度の安定感を持っているのか測定はできません。スペックの多くも明らかにされておらず、Ivy 510の搭載機として存在しているに過ぎないでしょう。

 

最近のHisenseはUnisocとの結び付きが強く、Unisocが4月に発表したUnisoc Tiger T310の初搭載機がHisense F30Sでした。今現在、Tiger T310を搭載したスマートフォンはHisense F30Sのみで、実質的にHisenseが独占していることになっています。

 

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