ショップによるカスタムROMが存在する理由

以前にGearBestで購入したスマートフォンにはショップによるカスタムROMがインストールされているという記事を書きました。

しかし、何故ショップによるカスタムROMが存在するのかは書ききれませんでしたので、ここでまとめます。

引き続き、この件はGearBest特有の問題ではなく、公式以外の場所から購入するとついてくる問題です。

何故ショップによるが存在するのか、何故無くならないのか、何故未開封にして欲しいと頼むと断られるのかがこの記事でわかります。

 

①. バイヤーの質の低下

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この問題がカスタムROMの根源となっていて、大して調べもしない人によって良識ある人間が迷惑を被っています。

ショップによる提供品を受け取ってレビューをする際に、AOSPをそのまま使用しているメーカーでは日本語が入っていることが多いですが、XiaomiのMIUI、MeizuのFlyme、LeEcoのEUIなど日本語が入っていないものに日本語が入っていたと嘘のレビューをすることによって、何となく使ってみたいという知識のない人が「この言語が有るなら買ってみよう」となり、悪質なブログと知識のない人がショップROMの蔓延に加担していることになります。

 

もちろん、これは日本だけに留まらず諸外国で同じようなことが行われています。

 

ショップとしては売上を伸ばしたいので、中華スマホに入っている中国語(繁体字・簡体字)、英語圏以外の人に使ってもらうためにショップROMをインストールし、無理矢理追加した言語に住んでいる人から「この言語が入っていました。ありがとう。」というレビューがつき、更にその言語圏の人が購入し、またレビューしてもらって・・・となり、その言語圏から購入をしてもらえるので、生き残りをかけるためにはインストールせざるを得ないのです。

中国人向けのスマートフォンを利用させてもらっているという立場を理解せずに購入するため、こういうおかしなことが起きます。

 

②. アップデートすることにより文鎮になるスマートフォンがあった

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日本でも某Fと某Tのスマートフォンでアップデートをしたら携帯電話として機能しなくなるというのは記憶にあると思います。

この問題はどのスマートフォンでも起こりうる問題で、キャリアから購入していないので保証がなく、修理してもらうなら自分で交渉をするというのが共通認識のはずですが、先程述べたようにバイヤーの質が低いので、何故かショップに文句を言ってしまう人がいるのです。

なので、アップデートをさせないようにアップデートアプリを削除するのです。

最近では、アップデートを受け取れるようにしているショップがあり、「アップデートによる不具合は一切責任を負わない」と明記しているのがほとんどですが、この明記している文章を読まずにショップに文句をいう人がいる以上、人気の高い超有名ショップではこの問題は常に付きまとうのでアップデートをさせないようにアップデートアプリを削除しているのがほとんどです。

こちらも先程と同じく、バイヤーの質が低すぎるから起こった問題なので、ショップとしては生き残りをするためにこのように細工をしないといけないのです。

 

③. 特定のアプリをインストールする事で報酬を得る

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中国では799元(約12,000円)で販売しているのに、非公式のショップでは14,000円ほどで販売しているところがあると思います。

販売することでの儲けは2,000円で、送料などを考えると2,000円未満の儲けになることは容易に理解できると思います。

何故このような儲けの少ない販売ができるのかといいますと、全てとは言いませんが、特定のアプリをインストールする事で報酬を得る方式を用いることによって格安で販売することが出来るのです。

某円の角度が開発したウイルスを特定の企業に委託しネットに流してもらいそれをチェックをするという方式を取り、ウイルス対策ソフトの有用性をアピールをしておりましたが、これも委託先に報酬金を渡すことで成り立っております。

これと同じで、特定のアプリをインストールすることで報酬を得ることができるので、単純な儲けが2,000円以内になっても問題ないのです。

特定のアプリというのはキーロガーアプリや通信傍受アプリが殆どで、いわゆる個人情報を得るのが目的なわけです。

 

以前はこういう目的のためにショップROMをインストールすることがありましたが、2016年ごろから極端に減りました。

ただ、“減った”のであって“根絶”したわけではありませんので注意が必要です。

 


バイヤーの質が低く、デザインだけで購入しようとする何も調べようとしない人のせいで、ショップは生き残るためにマルチランゲージにし、更にはGoogle関連サービスをカスタムROMを使ってインストールをするのです。

アップデートをしたら携帯電話として機能しなくなる物が前例にありましたので、それのせいでショップの評判を落とすのは死活問題ですので、アップデートアプリを削除してしまうのです。

キーロガーアプリや通信傍受アプリは最近では減ってきておりますが、まだまだインストールをしているショップがゴマンと有りますので、公式のROMに戻してしまうかソースの存在するカスタムROMを利用する方法を選択するほうがいいと思います。

 

簡単な対策法として、購入したいスマートフォンの公式ページを訪問して、公式のROMを入手しておくというのが一番大事です。

そして、Xiaomi製スマートフォンなどのブートローダーアンロックをユーザーが行えるのならば、それについて調べておく事、Youkuでの開封動画にGoogle関連サービスが最初からインストールされているか、全てを調べましょう。

ショップのカスタムROMをそのまま使用するというのは、メーカーの想定外の使い方をしているということを頭に置いておきましょう!

正しい使い方をして、メーカーを愛すことが大事です。

 

 

参考(Xiaomiの公式ROMを探すページ)