未発表プロセッサーUnisoc Tiger T510がGeekbenchに再登場、最初の計測から大幅に性能向上

未発表プロセッサーUnisoc Tiger T510がGeekbenchに再登場、最初の計測から大幅に性能向上

中国のUnisoc(紫光展鋭)による未発表ミドルレンジ向けプロセッサーのUnisoc Tiger T510が再度Geekbenchに姿を表しました。

 

最初の登場は2019年7月9日で、今回は2019年8月12日に計測されています。計測に使用されたデバイスのスペックは共通してAndroid 9 Pie、RAM 4GBです。

前回のスコアは異様に低く、クロック数の表記も0MHzになっていたのでエラー、もしくはかなり最初期の試作機であると考えていました。

 

今回のスコアと前回のスコアを比較したものです。シングルコア性能は約57%、マルチコア性能は43%の性能向上が行われています。ここまで差が出ていると別物ですが、計測された名称は“sprd ums512_1h10_native”で同じな上にコア数(オクタコア/8コア)にも変更がないので同じものなのでしょう。

ちなみにこの性能はQualcomm Snapdragon 710程度の“CPU性能”で、かなりの実力を有しています。

 

Unisocは4月にUnisoc Tiger T310を発表し、本格的にミドルレンジ市場に参入を果たしています。今回姿を表したUnisoc Tiger T510と思われるプロセッサーは既に発表しているUnisoc Tiger T310としっかりと差が生まれていますのでシリーズ分けが上手に行えていますのでベンダーは採用しやすいですが、大きな懸念としてUnisoc Tiger T310はGPUの性能がそれほど高くなく、今回のUnisoc Tiger T510もSnapdragon 710レベルのCPU性能を誇っていながらGPU性能が低いということも考えられます。そうなった場合にはその様な方針になっているMediaTekが先導していますので戦略がかぶってしまい、ベンダーは知名度のあるMediaTekを採用するので発表したものの日の目を見ることなくそのまま終りを迎える可能性もあります。

せっかくの素晴らしいプロセッサーを残念な仕様にしてしまわないように頑張って欲しいと思っています。

 

 

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