UnisocがTiger T510を開発中か、Geekbenchに登場

UnisocがTiger T510を開発中か、Geekbenchに登場
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中国のUnisoc(紫光展鋭)が新プロセッサーとしてUnisoc Tiger T510を開発している可能性がGeekbenchによって明らかになりました。

UnisocはSpreadtrumとRDAの合併により生まれた企業で、Unisocのプロセッサーは日本市場向けに販売されている機種に搭載された例はなく、主に新興国向け機種に搭載されています。

 

Geekbenchでは“sprd ums512_1h10_native”(以下ums512)の名称で計測が行われており、7月10日現在この名称での計測は1件のみです。Processor InformationのName欄にはUnisoc製であることがわかるARM Unisocの記述があり、これは既に発表が行われているTiger T310も同じ様に記述されています。

計測に使用された端末のスペックはAndroid 9 Pie、RAM 4GBとなっています。ums512はIdentifier欄にpart 3338の記載がありTopology欄には1 Processor, 8 Coresの記載があるため、ARM Cortex-A75を採用したオクタコア(8コア)構成のプロセッサーということがわかります。Geekbenchでの性能はシングルコア性能が1,118点でマルチコア性能が3,907点です。

 

今回明らかになったums512と既に存在が明らかになっていますが発表はされていない“sprd ud710_3h10_native”、そして既に発表されているTiger T310を簡単に比較します。

シングルコア性能がTiger T310よりも低くなっているのはエラーが関係していると考えており、通常は正しい数値が記載されているクロック数の欄(Base Frequency)が0MHzになっています。そういうことから思うような性能が出なかったのではないかと推測しています。なのでマルチコア性能もエラーが絡んでる可能性があると考えていますので、実際の製品はもう少しだけ性能が伸びるのではないかと考えています。

 

そして“sprd ums512_1h10_native”の試作機と思われる“sprd ums510_1h10_native”との比較です。

試作機でシングルコア性能が1,714点を出しているので実際の製品は50-100点程伸びるのではないかと予想しています。マルチコア性能ではより完成品に近いums512が上回っています。

 

“sprd ums512_1h10_native”で計測されているのでTiger T512ではないかと考えてしまいますが、既に発表されているTiger T310も“sprd ums312_1h10_native”で計測されていたのでTiger T512ではなくTiger T510ではないかと予想しています。

 

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