AntutuがSnapdragon 821とApple A10 Fusionを比較。どちらも成長著しく来年にも期待がかかる

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuによって現時点でのAndroid OS、iOSでの最高パフォーマンスを誇るQualcomm製SoC「Snapdragon821」とAppleが手がけるSoC「A10 Fusion」を比較しました。

比較に使用しているスマートフォンはSnapdragon821がLeEcoのLe Pro 3、Apple A10 FusionがiPhone 7となっています。

 

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カタログスペック野での比較は製造プロセスはA10 Fusionが16nm、Snapdragon 821が14nmなのでSnapdragon 821の方が高性能化や省電力性に期待ができます。CPUのコア数はどちらもクアッドコア構成ですが、A10 Fusionは2+2のクアッドコア構成となっています。

GPUはSnapdragon 821は自社開発のAdreno 530、A10 FusionはImagination Technologies製を採用し他社製となっています。

RAM規格はどちらも最新となるLPDDR4を採用。このあたりはどちらも抜かりはありません。

 

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総合性能ではA10 FusionがSnapdragon 821から9,268点上回っています。

従来機となるSnapdragon 820を搭載したOnePlus 3は約14万点なのでSnapdragon 821は約20,000点の成長、iPhone 6sに搭載されているApple A9は約13万点なので約40,000点の成長に成功し、スコアの伸びという点ではA10 Fusionの方が高いです。

 

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マルチコア性能ではA10 FusionがSnapdragon 821から6,777点上回る結果になりました。

 

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マルチコア性能でもシングルコア性能と同じくA10 Fusionが優位に。GPU性能ではA10 Fusionに軍配が上がります。

 

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GPU性能はSnapdragon 821がA10 Fusionを11,713点上回る結果になりました。この比較から見えるのはゲームをするならばSnapdragon 821搭載機のほうがいいということになります、しかし、AndroidはGoogleによって全て開発されたものではなくメーカーごとに様々なチップを使用するため、固定の規格を持ったスマートフォンが存在しません。そう考えるとAppleからしかリリースされない規格が完全に固定されるiPhoneの方が開発者にとっては最適化しやすく、一概にSnapdragon 821の方が優れているとは言えないのが現実です。

 

総評

全体的に見るとApple A10 Fusionが優位に立ちましたが、GPU性能ではSnapdragon 821が優位に立ちました。しかし、搭載されているOSが全く違ったものなので完璧にどちらが優れているとは言い難いです。とは言え他社と比較してベンチマークスコアが優れているスマートフォンを使うというのは大事ではありますので、購入の健闘に利用してもらえばと思います。

 

参考

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