Snapdragon 460のベンチマークスコアが判明、VS. Snapdragon 439、Helio G35、Exynos 850

Snapdragon 460のベンチマークスコアが判明、VS. Snapdragon 439、Helio G35、Exynos 850

Processor/Platform

Qualcommがインド市場向けに発表したSnapdragon 460を搭載したOPPO A53(2020)が発表され、AnTuTu Benchmark v8スコアが明らかになったので簡単に比較を行います。今回の比較にはバッテリーの持ちや通信の安定性、実使用感については考慮していませんのでこの程度の性能を有しているという参考するにとどめておいてください。

 

Snapdragon 460は採用しているGPUが同じなのでSnapdragon 665の廉価モデルの位置づけになり、主なスペックとして11nm FinFET製造プロセス、CPUはKryo 240(4xA53+4xA53)のオクタコア構成で周波数は1.8GHz+1.5GHz、GPUはAdreno 610を採用し周波数はOPPO A53(2020)のスペックページから600MHz、RAM規格はエントリーモデルとしては珍しいLPDDR4Xに対応しています。

 

Snapdragon 460のAnTuTu Benchmark v8スコアはCPU性能が51,928点、GPU性能が11,689点、MEM性能が36,232点、UX性能が23,303点で総合性能が123,152点という結果になり、2020年現在におけるエントリーレベルの標準的な性能を有しています。Snapdragon 439と比較してCPU性能とGPU性能ともに性能向上が見受けられますが、GPU性能はわずかな差となっていますので劇的な差を感じることはないでしょう。

Snapdragon 460はSnapdragon 665と同じGPUを採用し、前者が600MHzで後者が950MHzで、周波数の数字だけで考えると600MHzは950MHzの半分にはならず半分以上となっていることが確認できますが、AnTuTu Benchmark v8が算出したGPU性能を見るとSnapdragon 460の性能はSnapdragon 665の半分を下回っていることがわかります。これは周波数と性能が一致していないので、良い意味でQualcommは上手にGPUの開発が出来ていることわかります。

 

Snapdragon 665はSnapdragon 6シリーズに属する製品なのでミドルレンジ市場向けに発表・搭載機は販売されていますがAnTuTu Benchmark v8が算出したスコアから考えると現在のミドルレンジ市場は28万点から40万点となっていますので2020年においてはエントリーレベルの性能になり、今回はSnapdragon 460のベンチマークスコアに注目していましたが、Snapdragon 665の評価を見直す時期が来ているかもしれません。ネットでは謎の単語「ミドルエンド」という言葉がいくつか散見されますが、ミドルレンジ帯における最下層を意味するのであればSnapdragon 665は「ミドルエンド」となるかもしれません。ただ、現在の状況を考えるとSnapdragon 665はエントリーモデルの中でも上位に位置する「エントリーハイ」と呼称するのが正しいのかもしれません。

 

Snapdragon 460を搭載したOPPO A53(2020)は日本市場でも販売される可能性が出てきており、現在主流なOPPO製品が搭載しているSoCを簡単に書き出すと、OPPO Reno AがSnapdragon 710、OPPO Reno 3AがSnapdragon 665、OPPO A5 2020がSnapdragon 665を搭載し、価格はAmazon.co.jpでは39,800円、29,480円、19,480円に設定されていますので、もし発表し販売されるのであればOPPO A53(2020)は15,000円程度になるのではないかと予想しています。

 

 

 

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