Samsung Exynosが“universal”表記を中止し“exynos”表記に、外販モデルは“erd”から“exynos”表記へ

Samsung Exynosが“universal”表記を中止し“exynos”表記に、外販モデルは“erd”から“exynos”表記へ

Processor/Platform

Samsung Exynosが自社製プロセッサーのマザーボード名に使用していた“universal”表記を中止していることがGeekbenchから明らかになりました。

 

Samsungは自社製プロセッサーのExynosを開発しており、Exynos 9825やExynos 9611、Exynos 7885が代表となっています。これらを搭載したスマートフォンでGeekbenchの計測を行うとマザーボード欄にはuniversal9825、universal9611、universal7885と表記されており、Samsungが“universal”表記を採用していることがわかります。

 

しかし、最近になって2019年12月に発表されたSamsung Galaxy A51(SM-A515F)にはExynos 9611が搭載されていますが、マザーボード欄にはuniversal9611ではなくexynos9611の表記になっています。そして、興味深いことにGalaxy M20(SM-M205F)はAndroid 9 Pieが搭載されている場合はuniversal7885表記ですが、Android 10が搭載されている場合はexynos7904へ変更されています。

 

Android 10がトリガーになっていると思いExynos 9825を搭載したSamsung Galaxy Note10+で検索してみると、Android 10はexynos9825でAndroid 9 Pieはuniversal9825へ変更されており、Android 10以降は“universal”表記ではなく“exynos”表記になるようです。新しいプロセッサーで名称が変更されるというのはよくありますが、特定のバージョンによって名称が変更されるのはあまりないので、“universal”表記ではなく“exynos”表記にしたのにはしっかりとした理由がありそうです。考えられるのは“universal”=Exynosプロセッサーに結びつきにくく、“exynos”=Exynosは簡単なのでわかりやすさを考えて変更したのでしょう。

 

ちなみにExynosプロセッサーは外販を行っており、vivo X30/X30 ProがExynos 980を、Motolora OneシリーズがExynos 9609を採用しています。これらは“exynos”表記ではなく“erd”表記が採用されており、外販モデルであることがひと目で分かります。ただこの“erd”が何を意味しているのか現在不明です。

 

そして、Android 10を搭載したMotolora One Visionは“erd”表記から“exynos”表記へ変更されています。Samsung ExynosはAndroid 10以降は“universal”表記や“erd”表記から“exynos”表記へ変更します。ただ、この変更によって消費者が何かしらの恩恵や損害を受けることはなく、単に表記を変えただけとなります。

 

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