Samsung Exynos 1080のCPUは4+4のオクタコア構成で確定ではない、AnTuTuの表記から考える

Samsung Exynos 1080のCPUは4+4のオクタコア構成で確定ではない、AnTuTuの表記から考える

Benchmark

Samsungは中国市場向けに5nm製造プロセスを採用し、CPUにARM Cortex-A78をGPUにARM Mali-G78を採用したExynos 1080を開発中であることを先日、三星半導体中国研究所所長の潘学宝(Pan Xuebao)氏が明らかにしました。潘学宝(Pan Xuebao)氏はExynos 1080のAnTuTu Benchmark v8スコアは65万点を超えると発言しており、その数日後にAnTuTuは実際に65万点超えを達成しているExynos 1080と思われるAnTuTu Benchmark v8スコアを公開しましたが、10月16日現在になってスペック表に記載されているCPU部分に疑問点が出てきたため、簡単に検証をします。

 

AnTuTuはExynos 1080がAnTuTu Benchmark v8においてCPU性能が181,099点、GPU性能が296,676点、MEM性能が115,169点、UX性能が99,656点で総合性能は693,6000点という結果であることを明らかにしました。この693,000点は競合他社のハイエンド製品のQualcomm Snapdragon 865 5G/865 Plus 5Gを抜いてしまっていますが、恐ろしいことにExynos 1080はミドルレンジ製品として開発されています。

 

AnTuTuはExynos 1080のCPUは4xARM Cortex-A78 & 4xARM Cortex-A55と記していますので4+4のオクタコア構成ではないかとReaMEIZUでも予想しましたが、後日公開されたHUAWEI Kirin 9000でも同様に4xARM Cortex-A77 & 4xARM Cortex-A55と記されており、GeekbenchによるとKirin 9000のCPUは1+3+4のオクタコア構成を採用しているので、このAnTuTuの表記はCPUに4つのARM Cortex-A77コアと4つのARM Cortex-A55をコアを採用していることを表しています。つまり、Exynos 1080はCPUに4つのARM Cortex-A78コアと4つのARM Cortex-A55コアを採用していますが、4+4のオクタコア構成で確定というわけではありません。ハイエンドレベルの性能を誇っている製品における有名なオクタコア構成はQualcommが採用している1+3+4構成、SamsungとHUAWEIが採用している2+2+6構成、MediaTekが採用している4+4構成の3つの構成があり、Exynos 1080がどれを採用しているのかというのは現在の情報からは明らかにすることは出来ません。

 

SamsungがExynos 1080を発表、もしくはGeekbenchに姿を表した時に明らかになりますので、それまではCPUの構成は不明となります。