Qualcommがラップトップ向けにSnapdragon 8180を開発中との噂。初採用はASUSの予定

Qualcommはラップトップ(ノートパソコン)向けプラットフォームとしてQualcomm Snapdragon 8180を開発しているのではないかとドイツメディアのWinFutureが報じました。

 

今回明らかになったSnapdragon 8180は、過去のSnapdragon 835やSnapdragon 850と言ったWindows 10を搭載したPC(Always Connected PC/ACPC)向けのプラットフォームではなく、通常のWindows 10または後継OSを搭載したラップトップ向けに開発されているようです。

スマートフォン向けはQualcomm Snapdragon xxx Mobile Platformが正式名称ですが、ACPC向けはQualcomm Snapdragon xxx Mobile Compute Platformとなっています。今回開発中と噂されたSnapdragon 8180はラップトップ向けなので“Mobile”が抜けてQualcomm Snapdragon 8180 Compute Platformとして発表される可能性が高いです。更に、略称はSCX8180となるようですが“X”が何を意味しているのかという点については不明です。

 

ドイツメディアによると現在わかっているSnapdragon 8180のスペックは3.0GHzのクアッドコア構成のゴールドコア、1.8GHzのクアッドコア構成のシルバーコアが搭載されているようです。ゴールドコアはARM Cortex-A76、シルバーコアはCortex-A55と予想され、ゴールドとシルバーの関係はQualcommによるマイクロアーキテクチャ(セミカスタム)のKryoが採用されている可能性が高く、通常の4xA76 + 4xA55のオクタコア構成よりも性能が高くなるでしょう。

ちなみにA76を初採用したHiSilicon Kirin 980はスマートフォン向けなのでバランスよく稼働するために2xA76 + 2xA76 + 4xA55のオクタコア構成になっています。Snapdrago 8180はラップトップ向けなので電力効率よりもパフォーマンスが大事なのでA76がクアッドコア構成になっています。

 

GPUにはSnapdragon 845に搭載されたAdreno 630よりもハイパフォーマンスなAdreno 680を搭載するようです。このAdreno 680はSnapdragon 845の後継機として開発されているSnapdragon 8150に搭載されるものよりも性能が高くなると報じています。更にRAM規格はLPDDR4X(2133MHz)になる予定でこちらはKirin 980と同じですが、Snapdragon 845やSnapdragon 850は1866MHzなので高性能にはなります。ただ、これがどの程度全体のスペックアップをもたらすかはわかっていないようです。

 

今回開発中が噂されたSnapdrago 8180はコードネーム「Primus(プライマス/ラテン語で最初や首位の意味を持つ)」で開発が進んでいるようです。ASUSが初採用するようですが、Snapdragon 8180が12月に発表されると見ているので、搭載機が市場にリリースされるのは2019年になると考えています。

 

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