11月30日に発表されることが確定されているMシリーズXブランドのスマートフォンの「魅藍X」のグローバル名について考察をしたいと思います。
Mシリーズスマートフォンはグローバル展開されていないスマートフォンも存在していますが、「魅藍X」はほぼ確実にグローバル展開されるでしょう。
まず、「魅藍X」の型番は今のところ完全に判明しておりません。
未発表型番は、「M686」、「M682」、「M621」、「M612」の4つです。
この内、「M686」は前モデルの型番が「M576」のMeizu PRO 5で、順当に行くのであればMeizu PRO 7となります。
「M621」はコードネームが"m1621"としてGeekbenchにMeizu M5 Noteとして姿を表しておりますので、こちらの型番はMeizu M5 Noteで確定でしょう。
AntutuによるとMeizu M5 Noteのスペックは
- Flyme 5.2 (Android 6.0)
- MediaTek Helio P10(MT6755M)
- Mali-T860
- 1920 x 1080 (FHD)
- リアカメラ 1300万画素
- フロントカメラ 500万画素
- RAM 3GB
- 内蔵ストレージ 32GB
となっております。
「M682」、「M612」は型番のみ判明しております。
どちらもMeizuの高速充電規格である"mCharge"に非対応なスマートフォンであることがわかっております。
この4つの型番に、Flyme powered by YunOSを搭載していることを表すアルファベットが末尾についておりませんので、搭載されるのは通常のFlymeであると考えております。
ですので、グローバル展開を確実視しております。
グローバル展開をすると、中国語の名前から英語の名前にしないといけません。
Mシリーズスマートフォンの過去の例で、魅藍noteはMeizu m1 note、魅藍note2はMeizu m2 noteと言うように、Mシリーズスマートフォンは間にm+数字の名前が入ります。
ですので、魅藍XはMシリーズスマートフォンですので、普通に考えるのであればMeizu M1 Xという名前になります。
しかし、魅藍EというEブランドのスマートフォンはMeizu M1 Eという名前でグローバル展開をしておらず、Meizu M3Eという名前になっております。
これは、既に販売されているMシリーズスマートフォンが、Meizu M3 Note、Meizu M3sという、"M3"という名前がついていましたので、Eブランドとして初めての製品ですが、古いスマートフォンと混同されないように、Meizu M3Eとして展開しています。
この例に則って考えると魅藍XはMeizu M3Xとなります。
さらに、既にMeizu M5が販売されておりますので、Meizu M3Xとして販売をすると、M1として販売する事と同じようになってしまうので、Meizu M5Xが今のところ正しいのではないかと考えております。
Geekbenchでは、中国版がMeizu M1 X、グローバル版がMeizu M5Xという名前で載るでしょう。