QualcommがMeizuに対して訴訟を起こす!3G(W-CDMA や CDMA2000)と 4G LTEに関連する特許違反のため。

QualcommがMeizuに対して訴訟を起こす!3G(W-CDMA や CDMA2000)と 4G LTEに関連する特許違反のため。

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Qualcommが中国スマートフォンメーカーのMeizuに訴訟を起こしていたことが、6月24日に発覚しました。

MeizuはQualcommが所得している無線通信規格のRANDライセンス義務を違反しているとして、Qualcommに訴訟を起こされております。

主に、3G(W-CDMA や CDMA2000)と 4G LTEに関連する特許違反のためと伝えられております。

 

Qualcommは中国国家発展改革委員会に特許ライセンス契約を提出しておりますが、Meizuはこの特許ライセンス料を支払わなかったとされております。

訴訟に発展せずに解決することをQualcommは望んでおりましたが、MeizuがQualcommとの特許ライセンス契約を達成しているとし、双方が譲らないため訴訟に発展したそうです。

100社以上の中国の携帯電話メーカーは、Qualcommにより改善計画書を受け取っており、Meizuと同じく訴訟を受ける可能性があるとのことです。

 

Qualcommのエグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)であるドン・ローゼンバーグ氏は「Qualcommの技術は技術はすべての移動端末の重要な部分で、Meizuによる無許可の不正使用を認めるわけにはいかず、特許ライセンス契約を結んでいるメーカーを尊重するだけでは、中国の良きパートナーにはなることは出来ない。一部の不正使用を認めると消費者の利益を失い、中国の携帯電話市場を繁栄させることができなくなり、我々はそれを望んでおらず、中国携帯電話市場の繁栄を見たいので見過ごすことは出来ない。Qualcommは中国のスマートフォンメーカーを支えることが出来、グローバルの市場の成功においても必要不可欠で、中国の成長の役割を担うことが出来る」といっております。

 

Meizuへの訴訟は、ZTE系列のnubiaもホームキーの特許をめぐって起こされており、何やらMeizuは特許がらみに関してかなり呑気でいることが伺えます。

成長率が上がってきているとはいえども、特許を違反し訴訟を起こされている以上は正式な成長とは思えません。

とにかく綺麗に問題を解消し、次期スマートフォンのMeizu MX6を清廉潔白な状態で発表してほしいものです。

 

 

個人的には、MediaTekではなくQualcommのSoCが今後の発展に必要な為、ライセンス料を支払うほうがいいと思います。

Alibabaグループからの大量出資が有りますので、問題を素早く解消するほうが、今後のMeizuの発展に繋がると思います。

 

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