/  Meizu MX6  /  MediaTek Helio X20(MT6797)を搭載したFREETEL KIWAMI 2は割高!?同等機種のMeizu MX6とスペックで比較してみる
Meizu MX6, Meizu Review

MediaTek Helio X20(MT6797)を搭載したFREETEL KIWAMI 2は割高!?同等機種のMeizu MX6とスペックで比較してみる


MediaTek Helio X20(MT6797)を搭載したFREETEL KIWAMI 2は割高!?同等機種のMeizu MX6とスペックで比較してみる

2016年10月6日に、FREETEL社によりSAMURAIシリーズのKIWAMI 2が発表され、SoCに10コアプロセッサーのMediaTek Helio X20(MT6797)を搭載しているということで注目を集めております。

FREETELのホームページを拝見した所、機種名が「FREETEL KIWAMI 2」を書かれており、シリーズ名は機種名に含まれないものだろうと思い、ReaMEIZUでは「FREETEL KIWAMI 2」はSAMURAIシリーズの商品であるということで、製品名が「FREETEL SAMURAI KIWAMI 2」ではないという解釈をしております。

 

10月7日現在、日本のSIMフリー市場に10コアプロセッサーを搭載したスマートフォンは存在しておりませんので、今のところは単独で使用しているという形になります。

単独で使用しているということは、比較対象のスマートフォンが存在しないということでも有りますので、SIMフリー市場の同等製品の、Huawei社のHuawei P9やASUS社のZenFone 3と比較するというのは微妙にずれていると思いましたので、同じ10コアプロセッサーを搭載している中国市場のスマートフォンであるMeizu MX6と比較してみます。

Meizu Pro 6はMediaTek Helio X25(MT6797T)ですので、こちらを比較するよりもほぼ同一条件での比較になると思います。

 

スペックシート

モデル  Meizu MX6  FREETEL KIWAMI 2
Android OS Android 6.0 Marshmallow
カスタムUI Flyme 5.2 FREETEL UI 2.0
CPU MediaTek Helio X20(MT6797)
GPU Mali-T880 MP4 @ 700MHz
RAM 4GB LPDDR3
ROM 32GB / 64 GB 64 GB
ディスプレイ(解像度) 1920 x 1080 (FHD) 2560 x 1440 (WQHD)
ディスプレイサイズ 5.5 インチ (TDDI) 5.7 インチ (SuperAMOLED)
カメラ(リア/フロント)
1200万画素 1600万画素
500万画素 800万画素
サイズ(縦 x 幅 x 厚) mm 153.6 x 75.2 x 7.25 mm 157.2 x 77.5 x 7.2 mm
重量 155g 168g
外部メモリ 非対応
バッテリー 3060 mAh 3400 mAh
その他 mTouch FREETLEボタン、技適
価格(日本円) 31,000円 49,800円(税抜き)

 

スペックだけで比較すると、上図のようになります。

Meizu MX6とFREETEL KIWAMI 2の大きな差は、LTE・W-CDMAの対応バンド、ディスプレイサイズと解像度、バッテリー容量と技適です。

 

ディスプレイ

Meizu MX6はFHD、FREETEL KIWAMI 2はWQHD(2K)となっています。

2014年の無理矢理WQHDディスプレイを搭載していた時代とは違い、バッテリーの技術も格段に上がっておりますが、やはりまだWQHDディスプレイはバッテリーを喰います。

やはり、このバッテリーに自信がないのか、「連続待受時間」や「連続通話時間」がスペックシートに書かれていないので、バッテリー面で心配があります。

Meizu MX6は連続使用で9時間、連続待受時間が432時間と謳っております。

例えどんな数字でも公開するというのは大事だと思います。

 

 

対応バンド

Meizu MX6が対応している現在日本で通信できるLTEのバンドは、BAND 1(2100MHz)、BAND 3(1800MHz)、BAND 41(2500MHz)で、東名阪エリアに住んでいる方であれば通信に関しては困らないと思いますが、それ以外のエリアにいる方には非常に厳しいバンド構成となっております。

一方でFREETEL KIWAMI 2は更に、BAND 19(800MHz)、BAND 28B(700MHz)に対応しており、docomoでの人口カバー率の高いBAND 19に対応しているなど、日本向けの対応バンドになっております。

それに加え、CA(キャリアアグリゲーション)に対応しており、B1 / B19、B3 / B19、というdocomoユーザーやdocomo系MVNOユーザーにピッタリになっており、日本市場のスマートフォンというのをしっかりとアピールできております。

 

4G/3G +  3GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応している点も大きいと思います。

FREETEL KIWAMI 2は3Gバンドの中でも重要なFOMAプラスエリアである、BAND 6(800MHz)、BAND19(800MHz)に対応しており、一番の魅力は通話で絶対に必要なBAND 6に対応しているところなので、セカンダリSIMに通話専用のを入れておけば、絶対に途切れることはないでしょう。

Meizu MX6はこのFOMAプラスエリアには非対応です。

 

そして極めつけは技適という印籠。

技適は「ただのロゴマーク」という過激派もいますが、一応認証機関を通さないと受け取れないものなので、それがあることによる恩恵はたくさんあると思います。

ざっくり言うと法律面で恩恵があります。

 

ホームボタン

img_2701

Meizu MX6、FREETEL KIWAMI 2に揃ってあるのものが、前面のホームボタン。

MeizuはmTouch、FREETELはFREETELボタンと名称をつけております。

 

mTouchは指紋認証はもちろんのこと、触れると戻る、押し込むとホームとなっており、FREETELボタンはそれに加えて2回押し込む操作でアプリ履歴、長く触れているとGoogle Nowというものです。

Meizuは2014年からホームボタンを採用し始め、mTouchという機能が付き始めたのは2015年7月に販売されたMeizu MX5からです。

FREETELボタンはSAMURAIシリーズのFREETEL REIから採用し始め、販売開始されたのは2016年の5月となっており、FREETELがmTouchをブラッシュアップしたものがFREETELボタンという認識が正しいです。

ブラッシュアップという文字の通り、様々な機能をホームボタンに集約させるということに成功しており、5つの機能をひとつのボタンで出来るというのは素晴らしいです。

しかし、5つの機能を集約させるということは誤認識の可能性が高まり、さらに「複雑そう」という印象を与えてしまうため、たった2つしか機能のないmTouchのほうが分かりやすく、一概にFREETELボタンが素晴らしいとはいえないのが難点です。

 

カメラ

img_2620

Meizu MX6は1200万画素、FREETEL KIWAMI 2は1600万画素で、FREETELの勝ち!というのには早計です。

Meizu MX6はSONY製のイメージセンサーIMX 386が用いられており、一方でFREETEL KIWAMI 2は画素数だけの表示。

更に、1300万画素で同じのFREETEL REIとHuawei P9 liteで比較をしたときに、FREETEL REIが完敗したという事もありますので、FREETELのカメラには画素数が高いから素晴らしいというのは、言えないのかなと思います。

 

しかし、1600万画素というのは非常に魅力。

さすがにFREETEL REIの二の舞を演じる事はないと思うので、進化は見受けられると思います。

 

SoC

13055138-content

 

さて本題のMediaTek Helio X20(MT6797)の実力を。

Antutuベンチマーク v6.2.1とGeekBench 4で計測をしております。

スコアはSnapdrago810以上Snapdragon820には大きく敵わないという所。

Antutuベンチマークによる3Dでのゲーム性能の評価は、「Better to play 3D games in low quality mode.」と書かれており、「軽量モードでプレイすれば快適だろう」となっており、FREETEL KIWAMI 2をゲームをするために購入するのであれば、選択肢から外したほうがいいでしょう。

s61007-201227

s61007-202011

s61007-202152

 

価格

Meizu MX6はカメラのイメージセンサーや独自の充電規格mChargeなどいろいろありますが、日本向けの対応がなくて、31,000円。

FREETEL KIWAMI 2は5.7インチWQHDのSuperAMOLEDディスプレイ、日本向けのバンド対応、技適、その後の対応を加味すると、49,800円(税抜き)は決して高くはないと思います。

Meizu MX6が同じようなことをするのであれば、FREETEL KIWAMI 2と同じ値段になっていると思います。

 

総評

技適というのはやはり最強の認証で、これの有無が大きいです。

Meizu MX6は自己責任、FREETEL KIWAMI 2は色々保護されていると考えるのであれば、2万円の差は安いと思います。

なので、決して割高だとは思いません。

中国製スマートフォンに触れていると感覚が麻痺してしまいますが、日本のSIMフリー市場に投入されると考えるのならば妥当だと思います。

 

 

競合他社のデュアルカメラを搭載したHuawei P9やhonor 8、Snapdragon625を搭載したZenFone 3と何処まで戦えるのか非常に気になります。

HuaweiはLeicaとの共同開発したカメラを2つ搭載したP9や、P9には劣りますがhonor 8もデュアルカメラを搭載しており、この機能を上手にアピールできていると思います。

ZenFone 3は3Dゲームに強いですので、ここをしっかりとアピールし、他社との差を明確にしてほしいです。

FREETELは、10コアの魅力を上手に伝えられるかが鍵となりそうです。

 

 

 

参考

 



スポンサードリンク
シェアお願いします