2017年2018年に発表した製品のカーネルソースを全て公開せず、GPL違反の疑い

Androidを使用している企業は基本的に製品のカーネルソースを公開することが義務付けられています。これを公開しないとGPL(GNU General Public License)違反に該当するわけですが、SamsungやHuawei等大きな企業は守っていますが、あまり知名度のない企業やMediaTek製SDKをそのまま製品化するような企業は公開していない現状です。

こういう現状であるからこそカーネルソースを公開することでクリーンなイメージを持ってもらうことが出来ますが、残念ながらMeizuはカーネルソースを公開していません。

 

Meizuが公開していないカーネルソースは2017年の製品全て、2018年の製品全てです。2016年以前の製品の多くも公開されておらず、GPL(GNU General Public License)に対してむとんちゃくであることがわかります。ちなみに最後に公開されたのは2016年7月に発表され、同年8月に公開されたMediaTek Helio X20を搭載したMeizu MX6です。

驚いたのはどの機種のカーネルソースを公開していないという現状で、公開を渋っている企業でもフラッグシップモデルだけは公開していたりしており、それを考えるとMeizuは異常です。

 

残念ながらMeizuは公式にBootloader Unlockを許可をしていない企業なので、カーネルソースが公開されても利用する機会は限られています。しかし、国際市場に関する問題や、国内市場においても販売がうまく行えていない現状を考えると、もう少し“ライセンス”に関して関心を持つ必要があると思います。

ただ、カーネルソースを公開しBootloader Unlockを公式で可能にすると売上が伸びると考えている人も少なからずいるようですが、今から可能にしても焼け石に水であり、大きな恩恵はないと考えています。「何かをカスタマイズするのであればXiaomi製品を購入するべき」という牙城を崩れさす算段があるのであれば別ですが、単にBootloader Unlockを可能にするだけなのであれば無意味でしょう。

 

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