国際市場はやる気なし?サポートの薄さが露呈する結果に

国際市場はやる気なし?サポートの薄さが露呈する結果に

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Meizuのスマートフォンはハードウェアとソフトウェア共に優れていると評されていますが、その後のサポート面について語られることはほぼありません。

ハードウェアの評価は高いもののソフトウェアは合わない人が多くいるHuaweiのEMUIは「長いサポート」が実現されており、その点は評価されています。そしてXiaomiはハードウェアの評価はそこまで高くありませんがソフトウェアの評価が高く、更に「長いサポート」が実現されているためユーザーが増えているようです。

一方のMeizuはソフトウェアのサポートが数多のAndroid OS採用企業の中でも最低と言われる状態で、Android OSが一度もアップデートされることもなくサポートが終了した機種も存在しています。今回はどの程度適当なのか、やる気が感じられないのか簡単に説明します。

 

①. Flyme OSのアップデート

MeizuにはGoogle Pixelとは違ってFlyme OSというAndroid OSをベースとしたカスタムスキンが採用されています。多くの企業でAOSPではなく独自にカスタマイズしたスキンを使用していますが、中国の企業は他国と異なってかなり細部にまでカスタマイズしていることで有名で、Meizuもその企業のひとつです。

有名なのはバッテリーの持ちを良くするためなのか、適切な設定をしていないとバックグラウンドで動作しているアプリを問答無用でタスクキルし、通知が受け取れないといったものです。こういうのが合わなくてカスタムROMを導入する人が多いですね。

 

このFlyme OS等のカスタムスキンを採用した企業のアップデートには大規模(UIの変更)アップデートしたメジャーアップデート、機能を追加したマイナーアップデート、バグを修正したバグフィックスアップデートがあり、HuaweiやXiaomiは全てのアップデートが盛んに行われていますが、多くの企業は後者2つのアップデートを定期的にリリースしています。

Meizuは中国市場向けには全てのアップデートを行っていますが、国際市場では後者2つのアップデートすら行っていません。

 

その例としてMeizuの旗艦スマホ、Qualcomm Snapdragon 845を搭載したMeizu 16th2018年10月初旬に販売開始となりましたが、アップデートが行われたのはリリース直後12月の計2回のみです。11月と1月はアップデートを行っていないことになり、更に今は2月17日なので2ヶ月もの間アップデートが一切来ていないことになります。セキュリティパッチレベルは2018年10月1日で、セキュリティの観点においても良くないです。

 

②. Android OSのアップデート

この点が一番問題で先程も書きましたが、Android OSが一度もアップデートされることもなくサポートが終了した機種が複数存在しています。Android OSの軽視は非常に問題だと考えています。

そして、発表時ではAndroid 5.1.1 LollipopだったMeizu M3 Noteは今現在Android 7.1.1 Nougatにアップデートされていますが、実はこのアップデートはAndroid 6.0 Marshmallowをスキップしています。つまり、Android Marshmallowの機種が市場を席巻している時にMeizuは既存の機種がAndroid Lollipopのままでも何とも思っていないのです。今回の例はMeizu M3 Noteですが、他にはMeizu M1 EMeizu M3 Maxがその例に該当します。

 

そして現在は、Android Nougatを初搭載した機種はAndroid 8.0 Oreoにアップデートされることのないまま現在を過ごしています。また間のOSをスキップするアップデートを行うのでしょうか。更に、今の所Android 9 Pieが最新ですが旗艦スマホのMeizu 16thはAndroid Oreoを搭載し、アップデートの告知は一切ありません。これも間のアップデートをスキップするのではないかと考えてしまい、非常に心配です。

 

Meizuのスマートフォンを購入した人による「ハードウェアとソフトウェア共に優れていますが、サポートが全く無いので次回は購入しません。」という書き込みをいたるところで見つけます。しかもその書き込みをした人の多くは乗り換え先にHuaweiやXiaomi、OPPOを選択しており、せっかく獲得したユーザーを競合他者に奪われています。

「サポート」をしない理由は何なのでしょうか。販売すれば終わりではありません。少なくともそう思っているのであればBootloader Unlockをユーザーの手で行えるようにしないと辻褄は合いません。

 

Meizuが落ち目になる理由、もしかすると「スペック」ではなく「サポート」が問題かもしれません。