中国市場向けHuawei Mate 40はKirin 1020を非搭載か

中国市場向けHuawei Mate 40はKirin 1020を非搭載か

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Huaweiは毎年Q3(7月-9月)にHuawei Mateシリーズを発表しており、今年2020年には最新モデルとなるHuawei Mate 40とHuawei Mate 40 Proを発表する予定であることが伝えられています。しかし、2020年のHuaweiはアメリカ合衆国の制裁によって新しい製品を生み出しづらい状況が続いており今回のHuawei Mate 40シリーズは過去のHuawei Mateシリーズとは異なった製品展開を行うではないかと伝えられています。

 

Huawei MateシリーズはHuawei製品の中でも最重要なシリーズで、昨年2019年にはKirin 990を搭載したHuawei Mate 30とHuawei Mate 30 Pro、Kirin 990 5Gを搭載したHuawei Mate 30 5GとHuawei Mate 30 Pro 5Gを発表しています。このHuawei Mate 30シリーズはGMS(Google Mobile Services)が利用できなくなった初めてのHuawei Mateシリーズですが非常に人気のあるスマートフォンとなっており、その中でHuawei Mate 30 Pro 5Gは日本市場でも限定的ではありますが販売されています。

 

2020年に発表されるHuawei Mate 40とHuawei Mate 40 Proですが、搭載されるSoCとしてHuawei完全子会社のHiSiliconが開発した台湾TSMC製5nm製造プロセスを採用したHuawei Kirin 1020が予想されていますが、アメリカ合衆国の商務省が5月15日に発表した制裁によってKirin 1020の安定的な供給が難しくなり、更にTSMCは「制裁が始まる(猶予期限が終わる)9月14日以降にHuaweiへの供給を継続する予定はない」と発言を行いましたので、Kirin 1020は制裁が始まるまでに製造される在庫限りとなります。このような状況になっているので様々な憶測が広がる中で、様々な情報をリークしその的中率の高さから信頼が高まっている@数碼閑聊站氏が「Huawei Mate 40はKirin 990シリーズを継続して使用する予定で、Kirin 990 5Gのマイナーチェンジモデルを採用する可能性がある」と発言を行いました。

 

Kirin 990 5GはHuawei Mate 30 5GとHuawei Mate 30 Pro 5Gが初搭載したSoCで、7nm+ EUV製造プロセスを初採用したSoCとしても知られています。主なスペックはCPUは2xARM Cortex-A76(2.86GHz)+2xARM Cortex-A76(2.36GHz)+4xARM Cortex-A55(1.95GHz)のオクタコア構成で、GPUはARM Mali-G76 MP16 @600MHz、5G通信対応モデムが統合されSub-6GHz帯のみ対応となっています。このKirin 990 5GのマイナーチェンジモデルとなるとCPUの周波数、GPUの周波数を調整するぐらいしか無いと考えており、圧倒的な性能向上はないと考えています。

 

そのため、今回の情報が正しいとするのであればHuawei Mate 40とHuawie Mate 40 ProはCPU性能やGPU性能を比較すると非常に差のある製品になる可能性が高く、高いスペックを有していることが重要視されているHuawei Mateユーザーやファンから受け入れられるのかがポイントとなりそうです。

 

 

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