Meizu製スマートフォンのファームウェアアップデート方法

Meizu製スマートフォンは他社のスマートフォンと同じようにファームウェアが公式から配信されて、アップデートをすることが出来ます。

アップデート内容はバグ修正だったり、新機能追加だったりメジャーアップデートだったりします。

そして、配信方法は公式によるファクトリーイメージの公開とスマートフォンに届くOTAの2つです。

今回は3パターンのアップデートと2パターンの配信方法について解説し、アップデートの仕方を記したいと思います。

 

アップデートの種類

メジャーアップデート

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Meizu製スマートフォンにはFlyme OSというAndroidをカスタムした独自OSを搭載されております。メジャーアップデートとは、大抵Android OSのバージョンが上がることを意味しますが、Flyme OSではAndroid OSのバージョンが上がることではなく、Flyme OSのバージョンが上がることを指します。

そして、Flyme OSのバージョンが上がることについてなのですが、過去の例だとAndroid OS 4.4をカスタムしたFlyme OSはFlyme OS 3.7とFlyme OS 4.0がありました。Flyme OS 3.7とFlyme OS 4.0のFlyme OS 「x.y」のxの部分の数字が変わることをFlyme OSでのメジャーアップデートを指します。なので2つのFlyme OSはベースとなったAndroid OS 4.4と同じなのですが、中身が全く違うものとなります。

ちょっとややこしいのがFlyme OS 4.0の頃で、先ほど説明したようにFlyme OS 4.0はAndroid OS 4.4をカスタムしたOSになっておりますが、途中でAndroid OS 5.0を採用したFlyme OSが登場しました。このFlyme OSのバージョンはFlyme OS 4.5となっております。Flyme OS 「x.y」のx部分は4で同じなので、ベースとなったAndroid OSは違えどもマイナーアップデートとなります。ちょっとややこしいですね。

まとめると

  • ベースとなったAndroid OSはFlyme OSのメジャーアップデートには関係ないということ。
  • 一番重要なのはFlyme OS 「x.y」のx部で、ここの数字が変わればメジャーアップデートになるということ。
  • Flyme OS 「x.y」のy部の数字が上がるアップデートは全てマイナーアップデートとなること。

こちらの3つを覚えていれば大丈夫です。この3つの法則さえ理解していれば、今回のアップデートがどのようなアップデートなのか理解できるようになります。

 

マイナーアップデート

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  • バグ修正のアップデート

基本的にアップデートは全てバグ修正が主になります。Wi-Fiの接続が上手に行われないといったハードウェア依存のバグであったとしても、アップデートにより解消できないか試されます。

バグ修正への取り組みはずば抜けていると思っております。ただ、このバグ修正はユーザーにフィードバックされたものから順にバグ修正が行われます。なので、特定のアプリが起動しないといったバグは直接公式にフィードバックした方が次のアップデートで起動するようになる確率が高くなります。。

 

  • 機能追加のアップデート

今現在のFlyme OSをより便利にする程度の機能であればマイナーアップデートとしてアップデートに組み込まれます。

Flyme OS 5.0での最近の追加機能として、バッテリー消費をグラフ化するページを追加されました。こちらは一応Flyme OS 5.1からの便利な機能として紹介されましたが、先ほどのメジャーアップデートで解説したようにFlyme OS 5の部分は変わっていないので、マイナーアップデートの中の機能追加のアップデートにより、バッテリー消費をグラフ化する機能が追加されました。

こちらのアップデートは機能追加のために特別にアップデートが降ってくるということはなく、バグ修正アップデートの中に付随しています。

 

マイナーアップデートでは、バグ修正のみのアップデートと機能追加とバグ修正を含めたアップデートの2つのアップデートがあります。

大抵のアップデートはマイナーアップデートです。

 

ファームウェアの種類

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  • 安定版(Stable Version)

こちらのバージョンは文字通り、安定しているバージョンとなります。安定しているというのは動作面も含めてですが、マイナーアップデートをまとめた暫定的な最新ファームウェアということになります。

他社スマートフォンで提供されているアップデートと同じもので、更新頻度は高くないので「あまりアップデートしたくないよ。」という人におすすめです。取り敢えずこれを使っておけばいいというファームウェアになります。

 

  • 体験版(Beta Test Version)

体験版と聞くと、途中までしか遊べないと思ってしまいがちですが、Flyme OSでの体験版というのはベータファームウェアとなっており、バグ修正をとにかく早く、機能追加をとにかく早くといった非常に早いアップデートが特徴なファームウェアとなっております。なので、体験版だからバグが大量にあるといったことはなく、バグ修正も早いのでアップデートが大好きといった方にはオススメできます。

ただ、こちらのアップデートは前のアップデートではこのアプリが起動できていたのに、バージョンアップしたら起動出来なくなったということが時々起こります。というのも、毎回アップデートする際に最適化を行いますので、その最適化により起動しなくなるということが起こります。プログラムあるあるですので、こういう場合もフィードバックしてあげましょう。

 

体験版でのバグ修正が一段落したら安定版がリリースされます。なので、安定版が更新される間に体験版のアップデートが複数回に渡りリリースされます。

Meizuが定めた一定数を超えたら体験版がリリースされるようになります。MXシリーズ、Proシリーズは間違いなく体験版がリリースされますが、Meilanシリーズはリリースされないことが多いです。Meilanシリーズの中で体験版がリリースされているのはMeizu m1 note、Meizu m1 metalといった高スペックなものだけになっております。今までに販売されたMeizu m1 mini、Meizu m2 note、Meizu m2 miniには体験版は配布されておりません。

※修正 : Meizu m2 note、Meizu m2 miniには春節前に急遽Flyme OS 5がリリースされ、その時は体験版としてリリースされております。

 

Flyme OS 5から安定版と体験版をすぐに見分けられるように命名方式が変わったので、メジャーアップデートとマイナーアップデートの違いを理解するのと同時に覚えておいて損はないですね。

 

アップデート方法

  • ファクトリーイメージをダウンロードしてアップデート

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ファクトリーイメージはMeizu公式サイトでダウンロードすることが出来ます。ReaMEIZUではFlyme Updateというカテゴリで更新を伝えております。

ダウンロードリンクは2つありますが、downloadサーバーは途中で公式サイト以外を経由するとダウンロード出来ない仕様になっておりますので、ReaMEIZUではURLをコピーしていただいてアドレスバーにペーストしてください。するとダウンロードできます。firmwareサーバーは途中に公式サイト以外を経由してもダウンロード出来るサーバーになっておりますので、ReaMEIZUではそのままURLをクリックしするだけでダウンロードできます。以前は少しの間だけromサーバーがありましたが、いつの間にか無くなっておりました。romサーバーは非常に安定していたので再度使えるようにして欲しいです。

ReaMEIZU
https://reameizu.com/additional-firmware-link-named-rom-server/
 ReaMEIZU 

PCでダウンロードした場合はダウンロードしたupdate.zipを対象のMeizu製スマートフォンのrootディレクトリに保存します。スマートフォン本体でダウンロードすると、rootディレクトリ -> Downloadにupdate.zipが保存されますので、rootディレクトリに移動させます。

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Meizu謹製のFile Explorerでupdate.zipをタップするとアップデートするかどうか聞いてきます。Wipe apps dataにチェックマークを入れると、初期化をしてアップデートするのと同じ操作になります。キャッシュ削除ではないので注意してください。チェックマークを入れずにアップデートすると通常のアップデートになります。

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アップデート画面は、白い風船のアイコンとすぐ下にプログレスバーが表示されたものです。基本的にアップデートは放置していると終わります。

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アップデートが終わると、自動で再起動しアプリの最適化を行います。インストールしていたアプリの量が多ければ多いほど最適化の時間がかかるので、アップデートする際はこの点に気をつけてください。

最適化が終わるとアップデートが完了します。

 

  • OTAを利用したアップデート

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OTAを利用したアップデートの注意点は、Root権限を取得していない事と次のアップデートがメジャーアップデートではない事です。Root権限を取得している場合は必然的にファクトリーイメージを使用したアップデートになります。そして、メジャーアップデートではOTAを配布しないことが多いです。メジャーアップデートでは、ファクトリーリセットしないとアップデート出来ないためです。Meizu公式が必須だと発言しております。

Root権限を取得していない、次のアップデートがメジャーアップデートではなかったらファクトリーイメージがリリースされたら数分後にスマートフォンに通知が届きます。

Upgradeアプリを起動しますと、更新内容が表示されて下部に”Download update”という表示があるのでそれをタップします。

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ダウンロード終わると、画面上部にファームウェアのダウンロードを終了したという通知が出るので、Upgrade Nowをタップします。するとアップデートが始まります。

この通知を一度無視しても、削除しないかぎり通知バーに表示され続けますので、いつでもアップデートできます。ロック画面にも表示されるので安心ですね。間違って通知を削除してしまった場合は、再度Upgradeアプリを起動させると、今度は”Reboot”という表示になるのでこれをタップします。同じようにアップデートが始まります。

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OTAのファームウェアのダウンロード先は、Disk(rootディレクトリ) -> Download -> Upgrade -> Firmwareです。ここでupdate.zipをタップすると、ファクトリーイメージと同じようにアップデート出来ます。

OTAのファームウェアを利用して初期化をしてアップデートする事も出来ますので、アップデート毎に初期化したい方も安心です。

 

  • リカバリーを利用したアップデート

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こちらのアップデートは非常に特殊なアップデートとなります。覚えていて損はないアップデート方法です。

Meizu製スマートフォンには独自のリカバリーが搭載されています。こちらのリカバリーはリカバリー領域に限ってファイル送信が出来るといった特殊なものとなっています。

リカバリーの起動方法は、Meizu製スマートフォンの電源を完全に落とし、VOL↑ + 電源ボタンを押して起動させます。画面が変わるとSystem upgradeとClear dataと書かれた画面が表示されると思います。こちらの画面がMeizu独自のリカバリーで、Disk(rootディレクトリ)に保存したupdate.zip(完全一致)を使ってアップデートすることが出来る画面になります。タッチ操作を受け付ける画面なので、必要な項目だけチェックマークを入れて操作をすることが出来ます。ファクトリーリセットだけをすることも可能です。

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この画面になったらPCと接続します。すると、Recoveryと書かれたディスクが認識されると思います。容量はスマートフォンごとに異なっております。(Meizu Pro 5では1.49GB)このディスクにupdate.zipを保存すると、保存したファームウェアを使ってアップデートすることが出来ます。リカバリーに保存したものがDisk(rootディレクトリ)に保存しているものよりも優先して使用されます。

後は”開始 Start”と書かれたボタンをタップするとアップデートが始まります。

こちらの方法は、system領域を傷つけた時などによって起きる文鎮化を直すことが出来る最終手段です。リカバリーさえ起動してしまえばよっぽどひどい状況でない限り復旧することが出来ます。

なので、純粋にファームウェアをアップデートするときには使いませんので知らない方が多いのですが、知っているとsystem領域を触ることが出来るようになります。

復旧できない場合もありますので過度の信頼は置かないようにしてください。

 

アップデートが完了したら

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通知バーに”Congratulations, system is..”と書かれた通知が出ると思います。それをタップすると、Upgradeアプリが起動され、今現在のファームウェアが最新であるか確認できます。Current versionの右端の”>”をタップすると、更新内容を見ることが出来ます。

OTAの際に使用したファームウェアは無くならず、保存された状態になりますが、再度アップデータが降ってきてOTAのファームウェアをダウンロードすると、以前まであったファイルを削除して新しいupdate.zipの保存を始めます。OTAのファイルを保存したい方はこの点に注意してください。

アップデート直後はAndroid OSの影響で不安定になりますので、30分ほど放置してあげてください。放置した後は好きに触っても大丈夫です。

 

まとめ

アップデート3種類、ファームウェア2種類、アップデート方法3種類を紹介しました。

ファームウェアの更新頻度は、バグ修正のマイナーアップデート >>> 機能追加のマイナーアップデート >>>>>>>>>>>>>>>> メジャーアップデートとなります。メジャーアップデートは新機種と同時に発表されるので1年に1度発表があるだけです。

ファームウェアは安定版と体験版の2種類があって、自分にあった方を選べるようになっています。アプリが突然起動しなくなるといったことが苦手な方は安定版、とにかく新機能が欲しくアップデートが大好きな方は体験版といった感じでしょうか。

アップデート方法は、Root権限を取得していないのであればOTAでのアップデートがおすすめで、Root権限を取得しているのであれば、ファクトリーイメージをMeizu公式やReaMEIZUの記事からダウンロードしてアップデートするしか無いです。リカバリーでのアップデート方法は、最終手段であまり使うことはないですね。

 

Flyme OSのバージョンが幾つになろうがこの仕組は変わらないと思うので、何か困ったときはこの記事を拝見してください。