MEIZUのカスタムUI「Flyme OS」は素のAndroid OS(AOSP)ではないため、様々なバグに遭遇することが多いと思います。
「バグがある」とSNSに発言をしても直ることは一向にありませんので、しっかりとMEIZUにバグ報告をしましょう。
今回はそのバグ報告の仕方を解説します。
種類
バグ報告には種類があり、
- Flyme OSのアプリから報告をする。
- MEIZU公式にメールをする。
- MEIZUの掲示板に書き込んで報告する。
以上の3つの方法が主になります。
今回は特に主流となる1番を解説します。
報告の仕方
Flyme OSが搭載されている機種の一部には“User Support”というアプリがあり、そこからバグ報告をすることが出来ます。
直接Flyme OSの開発者に通知が行くシステムになっているため、報告をすると直してもらえる確率がぐっと高まります。
報告をする言語は中国語が好ましいですが、どうしても中国語がさっぱりわからないのであれば英語でも大丈夫です。
バグの内容によっては後回し、もしくは何に困っているかわからない場合は修正されない可能性があります。
ですので、バグ報告をする際に“絶対に”必要な情報は
- どの機種なのか
- どのバージョンなのか
- 何に困っているのか
を的確に伝えないといけません。
User Supportアプリを開いてFeedbackをタップします。
すると、1度でも報告をした場合は報告した内容が表示され、今現在どのような状態になっているのかがわかります。
オレンジが報告中(開発者が返信していない)、ブルーが対応中、緑が完了となっています。
下にあるオレンジ色のアイコンをタップすると、どの内容でバグ報告をするか選択をします。
この画像ですと左上から、システム、スマートフォンの機能、ネットワーク、通信(電話)、カメラ関係、ホーム画面の設定、バッテリー、スマートフォンのシステム異常、パフォーマンス、システムアップデート、Flymeアカウント、サードパーティ製アプリとなっています。
これに該当する問題を事細かく選ぶことで、何に困っているのかが伝わりやすいです。
大項目の中にはアイコンでどの内容で困っているのか選ぶことが出来るので、例えばテーマアプリがおかしい場合は「システム->テーマアプリのアイコン」を選択し、このバージョンになってから熱暴走を起こしている場合は「パフォーマンス->3番目」を選択します。
今回は“eBay”のアプリがおかしい場合でやってみます。
大項目では右下にあるアイコンをタップし、中項目ではeBayのアイコンをタップします。
するとバグ報告が出来る画面になりますので、カテゴリーと内容、連絡先を記入します。
カテゴリーは左から相談、バグ、提案で、基本的には真ん中のバグを使用すると思います。
内容は先程言いました通り、どの機種なのか、どのバージョンなのか、何に困っているのか、を的確に伝える必要があります。
機種名は中国名ではなく海外名でも大丈夫で、バージョンは設定項目の“About phone”内の“Build number”を記入すればいいです。
例えば「Meizu PRO 6 Plusで、Flyme 6.2.0.0Aで、eBayが起動しない。」と言うのをGoogle翻訳に通したものを報告すればいいので、報告自体は簡単です。
バグは報告しないと修正されません。
SNSで愚痴を漏らす前に、このFeedbackを試してみて下さい。
過去にはMeizu MX4 Proが日本のLTEに接続しなかったので報告をしたら修正された事例がありますので、とにかくは報告をして下さい。
あなたがバグ報告することで、Flyme OSはより便利になります。