AQUOS zero5G basic/zero5G basic DXはSnapdragon 765 5Gを搭載、Snapdragon 765G 5Gではないので注意

AQUOS zero5G basic/zero5G basic DXはSnapdragon 765 5Gを搭載、Snapdragon 765G 5Gではないので注意

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SoftBankから販売されているSHARP製AQUOS zero5G basic(A002SH)、auから販売されているSHARP製AQUOS zero5G basic DX SHG02はSoCにQualcomm Snapdragon 765 5Gを搭載していますが、個人ブログならまだしも商業の大手メディアでSnapdragon 765G 5Gを搭載していると間違った表記がされており、実際はSnapdragon 765 5Gを搭載しています。今回は簡単にSnapdragon 765 5GとSnapdragon 765G 5Gの違いを記載します。

 

765 5G 765G 5G
CPU 1xA76 + 1xA76 + 6xA55

2.3GHz + 2.2GHz + 1.8GHz

1xA76 + 1xA76 + 6xA55

2.4GHz + 2.2GHz + 1.8GHz

GPU Adreno 620

540MHz

Adreno 620

625MHz

Snapdragon 765 5GとSnapdragon 765G 5GはCPUとGPUの性能が異なっており、Snapdragon 765 5GのCPUは1xARM Cortex-A76(2.3GHz)+1xARM Cortex-A76(2.2GHz)+6xARM Cortex-A55(1.8GHz)のオクタコア構成、GPUはAdreno 620 @540MHzとなっています。一方でSnapdragon 765G 5GのCPUは1xARM Cortex-A76(2.4GHz)+1xARM Cortex-A76(2.2GHz)+6xARM Cortex-A55(1.8GHz)のオクタコア構成、GPUはAdreno 620 @625MHzとなっていますので、CPUの性能とGPUの性能が異なった全く違う製品であることが理解できると思います。

 

この他、Snapdragon 765 5GとSnapdragon 765G 5Gの数字だけの“765″とGが付与された“765G”という名称の違いは大きく関係しており、この“G”にはゲーム体験を向上させる「Snapdragon Elite Gaming」が採用されているモデルを意味し、このSnapdragon Elite GamingはOS側のUI表示が遅いことによるゲームのフレームレートが低下するのを防ぐ「Jank Reducer」や外部プログラムを使ったゲームへのチート行為を防ぐ「Anti-Cheating Extensions」、ゲームのロード時間短縮や無線LAN使用時の遅延を短縮する機能などを備えた機能となっています。ゲームをするか否かで必要性が問われるものではありますが、「Anti-Cheating Extensions」はチート行為をSoC側で防ごうとするものなのでゲームを開発している人にとってはSoCの名称に“G”が冠されたモデルが普及してほしいので、我々にも少しだけ関係はあります。

 

ちなみにSHARP公式やSoftBank、auは当該機種がSnapdragon 765 5Gを搭載していると明記していますので、間違いを表記した大手メディアや個人ブログの情報を信用してSnapdragon 765G 5Gを搭載していると勘違いし購入しても、公式サイトの情報よりも大手メディアや個人ブログの情報を信用したあなたが悪いことになります。この両SoCはたしかにややこしい名称ではありますが、日本人にとって識字の難易度の高いアラビア語や韓国語、クメール語で記載されているのではなく小学生や中学生から学び長く触れているであろう英語(アルファベット)で記載されていますので正しく認識しておきましょう。

 

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