【2017年上半期】AntutuによりSoC別の市場占有率TOP10が公開。Qualcommが圧倒的優勢

Antutuベンチマークを提供しているAntutuが2017年上半期のAndroidスマートフォンのSoC別市場占有率を公開しました。

計測日時は2017年1月1日 ~ 同年6月30日、調査地域は中国国内となっています。

 

2016年通年の市場占有率は以下の記事をご覧ください。

 

シェア

Qualcommが64.01%で半数以上のスマートフォンに搭載されていることになります。

このシェアに一役買ったのは高価格帯ではSnapdragon 835/821/820、中価格帯ではSnapdragon 652/625で、OPPOが2ヶ月独占していることで有名なSnapdragon 660も大きく貢献しているようです。

特に、Snapdragon 821/820を搭載したスマートフォンが新モデルがリリースされたことをきっかけに価格が下がってきている事がシェアを大きく伸ばした様です。

 

MediaTekはシェアを少し伸ばし、Helio P25(MT6757CD)/P20(MT6757)/X25(MT6797T)が大きく貢献しているようです。

Helio X30を搭載しているMeizu PRO 7 / PRO 7 Plusはこのシェアを更に伸ばすことが出来るでしょうか。

 

HiSiliconはHuawei P10/P10 Plus/Mate 9に搭載されているKirin 960の売れ行きが好調なので、シェアを伸ばしています。

Huaweiは力のある企業ですので、これからもシェアを伸ばしていくと予想されています。

 

SAMSUNGは、中国版のGalaxy S8 / S8+にはCDMA 2000に対応していないことからSnapdragon 835を搭載して販売されていますので、実質Exynosを搭載しているのはMeizu PRO 6 Plus、後は物好きな方が購入したExynosモデルのGalaxyスマートフォンなので、QualcommやHiSiliconにシェアを食われている状態です。

 

SoC別TOP10

Qualcommのフラッグシップ向けプラットフォームのSnapdragon 820/821/835がトップ3を独占しています。

Snapdragon 835はXiaomi Mi 6、nubia Z17、OnePlus 5に搭載されています。

 

5位にはhonor V9やhonor 9に搭載されているKirin 960がランクインし、Huaweiがドンドン成長していることがわかります。

6位以降のHelio X20、Snapdragon 652、Helio P10、Kirin 950、Snapdragon 801等の一世代、二世代前のSoCもランクインしています。

 

ちなみみに11位以降は以下のようになっています。

  1. MediaTek MT6750 : 1.86%
  2. Helio X10 : 1.83%
  3. Snapdragon 653 : 1.70%
  4. Snapdragon 650 : 1.35%
  5. Kirin 655 : 1.27%
  6. SAMSUNG Exynos 7420 : 1.25%
  7. Kirin 955 : 1.06%
  8. Snapdragon 615 : 0.84%
  9. MediaTek MT6752 : 0.82%
  10. Snapdragon 810 : 0.80%

 

総括

2016年通年のランキングでは2位がMediaTek、SAMSUNGのどちらになるかと予想していましたが、結果としてMediaTekが2位という結果になり、SAMSUNGは大きくシェアを落としてしまいました。

更に、HiSiliconのシェアが急激に伸びており、今度はMediaTekとどちらが2位になるのか、という戦いが繰り広げられそうです。

 

Qualcommの圧倒的優勢は崩れることなく進むことが確実視され、ミドルレンジ向けのSoCながらAntutuベンチマークで11万点を叩き出すSnapdragon 660、Apple A10 Fusionを抜かすことに成功したSnapdragon 835が下半期、どのように猛威をふるうのかが見どころになりそうですね。

 

Source