2017年のAnTuTuベンチマークにおける人気のSoCトップ10が公開。Qualcomm強し、牙城崩せず

2017年のAnTuTuベンチマークにおける人気のSoCトップ10が公開。Qualcomm強し、牙城崩せず
2018年1月8日

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuが2017年に中国国内で計測されたAndroidスマートフォンに搭載されているSoC(プラットフォーム・プロセッサー)の人気ランキングトップ10を公開しました。

計測期間は2017年1月1日から同年12月31日となっています。

 

1位は数多のフラッグシップモデルに搭載されたQualcomm製プラットフォームのSnapdragon 835、2位は2016年前半のフラッグシップモデルに搭載されたSnapdragon 820、3位は2016年後半から2017年前半のフラッグシップモデルに搭載されたSnapdragon 821となりました。

トップ3がQualcommになっており、HiSiliconと違って他社に提供している点で優位に立ちやすく、更にAnTuTuベンチマークやGeekbench、GFXBenchでの数値が良いため中国で非常に人気があります。

イメージ戦略が大成功した例です。

 

4位は2016年と2017年前半のフラッグシップモデルに搭載されたHuaweiに独占提供しているHiSilicon製のKirin 960、5位は数多のミドルレンジモデルに搭載されたSnapdragon 625、6位は2016年のフラッグシップモデルに採用されたMediaTek Helio X20、7位はXiaomi Mi MAXに搭載されたことで有名なSnapdragon 652、8位はミドルレンジからエントリーモデルに搭載されたHelio P10、9位は2015年から2016年前半に搭載されたKirin 950、10位はミドルレンジモデルの中でも上位モデルに搭載され、OPPOが2ヶ月独占したことで知られるSnapdragon 660という結果になりました。

 

2017年10月に発表されたKirin 970は実質的な計測が2ヶ月しか無いためランキング外となっています。

来年のランキングでは上位にいるでしょう。

 

8位のHelio P10はMEIZUがこのプロセッサーを搭載したスペックがそれほど変わっていないスマートフォンを大量にリリースした為、とばっちりを受けてこのプロセッサーは悪いイメージが付いています。

Helio P10自体のパフォーマンスは決して良いものではありませんが、使用する人が理解していれば十分満足できるプロセッサーです。

 

10位のSnapdragon 660はミドルレンジモデル向けのプラットフォームながらAnTuTuベンチマークでは2016年のフラッグシップモデルに採用されたSnapdragon 810と同じレベルのスコア(約11万点)を出し、現状ミドルレンジモデルでは最強のSoCとなっています。

OPPO、vivo、Xiaomi、奇虎360等の中国の有名企業が搭載したスマートフォンを販売しています。

 

中国国内のランキングになりますのでCDMA2000に対応していないSAMSUNG製のプロセッサーはランク外となっています。

Exynos 9 Series(9810)の対応はわかりませんが、ミドルレンジモデル向けのExynos 7872は対応していることが判明しており、中国市場での活躍が期待されています。

 

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