【2017年上半期】Antutuベンチマークでのスマートフォンスペックの中央値を公開

Antutuベンチマークを提供しているAntutuが、ベンチマークで計測されたスペックの中央値を測定しました。

中国メーカーのスマートフォンではなく、中国のユーザーが使っているスマートフォンが計測対象です。

Antutuベンチマーク v6.0で計測し、期間は2017年1月1日 ~ 同年6月30日までとなっています。

 

インチ数

5.0 ~ 5.7インチで約70%を占め、その中でも5.5インチが31.30%、Huaweiのフラッグシップモデルに使用される5.1インチが17.85%となっています。

大画面の6インチは4.93%で上昇傾向、4.6インチの小型ディスプレイは縮小傾向となっています。

最近の小型端末は5.0 ~ 5.2インチを指すことが多くなってきています。

 

解像度

1920 x 1080のFHDが70.68%と圧倒的で、フラッグシップの中でも上位モデルに使用される2560 x 1440のWQHDは12.17%で上昇傾向、1280 x 720のHDは7.85%で縮小傾向となっています。

バッテリーの消耗を抑えながら画面を綺麗に表示するとFHDが一番バランスが良いそうですね。

 

Androidバージョン

Android 6.0.1 Marshmallowが36.88%でひとつ前の世代が1位となり、数多の中国メーカーがアップデートしていますがAndroid 7.0 Nougatは21.10%でAndroid 6.0.1とは少しさが有ります。

Pixel、NexusたカスタムROMを除いて最新のAndroid 7.1.1は10.04%で上昇傾向、Android 6.0は下降傾向となっています。

一応Meizuも一部機種の一部利用者にに向けてAndroid 7.1.1やAndroid 7.0のアップデートを配信したり、Meizu PRO 7 / PRO 7 PlusではAndroid 7.0を初期搭載したりと、遅れていたメーカーもAndroud Nが当たり前になってきていますので、次回の集計ではAndroid Nが1位に立っているかもしれません。

 

SoCのメーカー

中国メーカーがこぞって採用したQualcommが64.01%で圧倒的な1位で、その中でもSnapdragon 821 / 820が大きく貢献しているようです。

2位はMediaTek、3位はHiSilicon(Huawei)、4位がSAMSUNGとなっています。

これに関する詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

 

SoCのコア数

オクタコアが55.05%で1位、クアッドコアが36.91%で2位、デカコアが5.13%で3位という結果。

オクタコアはKirinのSoCやSnapdragonのミドルレンジモデル、MediaTekの多くのプロセッサーに使用されていますのでこのような順位になり、クアッドコアはSnapdragon 821/820の2016年のフラッグシップモデルに採用されたプラットフォームが支えており、デカコアはHelio X20/X25のみとなっていますが、まぁまぁなシェアを誇っています。

 

RAM容量

4GBが37.90%で1位に、3GBは下降傾向になりつつも25.27%で2位、フラッグシップモデルとしては当たり前に搭載されている6GBが23.98%、ミドルレンジ向けとしても搭載されなくなってきた2GBが9.97%、OnePlus 5やnubia Z17、ASUS ZenFone ARに搭載されている8GBは2.88%のその他に分類されています。

4GBと6GBは上昇傾向で、中国で主要なゲームである「王者栄燿」を快適にプレイするためにフラッグシップモデルを買う人が増えているようで、価格と性能のバランスが良いこの2つの容量が売れています。

価格面から考えるとどうしても手が出にくい8GBモデルが伸びるようになるにはもう少し時間がかかるでしょう。

 

内蔵ストレージの容量

64GBが45.56%。32GBが26.64%でこの2つが主流となっていて、16GBは11.81%で減少傾向、フラッグシップでも上位モデルに使用される128GBは11.69%で上昇傾向、Xiaomi Mi MIXに採用されている256GBはその他に分類されています。

64GBはフラッグシップ、ミドルレンジどちらでも採用されているので必然と数値が高くなっています。

 

総括

2017年上半期のスマートフォンスペックの中央値はAndroid 6.0.1 Marshmallow、5.5インチFHDディスプレイ、Qualcommのオクタコアプロセッサー、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 64GBのモデルとなります。

これに合致するのは有名所ではOPPO R9やR9sとなり、やはりシェアで見てもこのスマートフォンは売れているようなので、しっかりと市場を見極められて販売している機種ということがわかります。

もちろん、Qualcommのプラットフォームを採用しているメーカーでは必ず合致する機種がありますので、どのメーカーも市場を見極めて販売しているということがわかりますね。

 

 

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