【2018年Q2】AnTuTuベンチマークにおける主要なスペックが公開

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuがベンチマークアプリにおいて多数を占めるスペックをまとめたデータを公開しました。

全てのデータで多数を占めるスペックになるとトレンドを抑えたスマートフォンということになります。

計測期間は2018年4月1日から同年6月30日、データ元はAnTuTuベンチマーク、対象OSはAndroid、計測区域はグローバル市場となっています。

 

ディスプレイサイズは5.5インチが20.26%、6インチが15.99%、5.1インチが9.51%という結果になりました。

2015年から2017年Q3までに多くリリースされた5.5インチが1位という結果になっていますが、Q1から5%も落とし、6インチ(5.99インチも含む)が4%近く伸ばしており、更には多くのスマートフォンがこのインチ数でリリースされていますので将来的には6インチが5.5インチを上回るのではないかと予測されています。昨今の大画面化の影響で5.2インチや5.1インチもシェアを落としており、小画面が好きな消費者にとっては嬉しくない流れかもしれません。

 

ディスプレイ解像度は1920×1080(FHD)が40.37%、2160×1080(FHD+/18:9)が19.41%、1280×720(HD)が10.93%という結果になりました。ディスプレイサイズのデータで5.5インチのシェアが落ちたことも影響してFHD解像度はQ1から12%も落とし、大画面化の影響でFHD+は6%も増加しています。

2560×1440(WQHD/2K)もシェアを落としており、この解像度の18:9のWQHD+は一部のスマートフォンにしか採用されておらず、更には高額という事もあってシェアが思うように伸びていません。

 

搭載されているSoCのメーカーはQualcommが54.44%、HiSiliconが14.35%、MediaTekが13.01%、SAMSUNGが8.76%という結果になりました。Qualcommはほぼ全てのメーカーで採用されておりますので過半数を超えました。特にSnapdragon 400シリーズとSnapdragon 600シリーズのシェアが高いそうです。

HiSiliconはHUAWEIやhonor以外には提供していませんのでこの数値が実質的なHUAWEIのシェアとなります。MediaTekはフラッグシップモデル向けのHelio Xシリーズの開発を一時停止し、Helio Pシリーズに注力することを明らかにし、その文言通り今の所Helio Pシリーズが最上位のSoCとなっています。ここ最近は中国目線からすると貿易摩擦でQualcomm製SoCの値段が高くなったのか、2017年には一切採用しなかったXiaomiが2018年になって急にMediaTek製SoCを採用するなど、今回の貿易摩擦はMediaTekにとっては嬉しい事案になりそうです。

SAMSUNGはExynos 9810の出来がSnapdragon 845と比較するとイマイチで、シェアが徐々に落ちている現状です。今の所他社にはMEIZUやFiiOに供給しており、この2つの企業の成長によってSAMSUNGのシェアが大きく変わるでしょう。

 

RAM容量は、4GBが34.30%、6GBが28.85%、3GBが16.65%という結果になりました。

ゲーム需要が高まっていることから6GBのシェアがQ1から7%程増加しています。

 

内蔵ストレージの容量は64GBが44.03%、32GBが21.06%、128GBが17.63%という結果になりました。

128GBのシェアはQ1から6%も増加し、昨今のファイルの大容量化に伴って大容量ストレージを搭載するスマートフォンを購入する人が増えたのでしょう。今後、128GBや256GBのシェアは伸び続けていくと考えています。

 

AndroidバージョンはAndroid 8.0.0 Oreoが26.89%、Android 7.0.0 Nougatが19.22%、Android 8.1.0 Oreoが13.07%という結果になりました。

メジャーバージョンではAndroid Nが38.89%、Android Oが39.96%でAndroid Oの方が多くなっています。今になってもフラッグシップモデルにAndroid Oが提供されていないメーカーは本当に危機的状況です。1年も経たないうちに潰れると思ってもいいでしょう。

 

今回のデータによる主要なスペックはAndroid 8.0.0 Oreo、5.5インチFHDディスプレイ、Qualcomm製SoC、RAM 4GB + 内蔵ストレージ64GBとなります。恐らくこれに合致するのは2016年や2017年にリリースされたスマートフォンがメーカーによってしっかりとアップデートされたものでしょう。ちなみにMEIZUは今になってもAndroid Nが最新バージョンとなっており潰れる一歩手前となっています。8月に発表されるMeizu 16/16 PlusはAndroid Oを搭載するのではないか、と予想されていますが「搭載されるかも」と予想されていることに危機感を覚えたほうが良いかもしれません。

 

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