【2017年10月】AnTuTuベンチマークにおけるスペックの中央値が公開

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTu社により、2017年10月での中国国内において多数を占めるスペックが公開されました。

いわゆるトレンドのスペックとなります。

中国メーカーのスマートフォンではなく、中国のユーザーが使っているスマートフォンが計測対象です。

Antutuベンチマーク v6.0で計測し、期間は2017年10月1日 ~ 10月31日までとなっています。

 

2017年Q3のランキングは以下の記事をご覧ください。

 

 

インチ数

5.5インチが32.37%で1位、Huawei P10やXiaomi Mi 6に採用されている5.1インチが19.23%で2位、18:9のアスペクト比のディスプレイに採用されることの多い6インチが11.69%で3位という結果になりました。

フラッグシップモデルからエントリーモデルまで採用されている5.5インチはやはり強いですが、中国ではミドルレンジモデルにも採用し始めた18:9のディスプレイが後押しして6インチの市場占有率が急激に伸びています。

 

画面解像度

1920 x 1080のFHDが68.61%で圧倒的なシェアを誇って1位、2位は2560 x 1440の2K(WQHD)が8.36%で2位、3位はFHDの18:9アスペクト比版となる2160 x 1080のFHD+が7.37%で3位という結果になりました。

FHDが圧倒的なシェアを誇っているのもすごいですが、2017年から採用され始めたFHD+がHDよりも市場占有率が高いというのは、まさにトレンドということでしょう。

これからミドルレンジモデルにもFHD+が搭載されるので、まだまだこの解像度は伸びていくでしょう。

 

SoCのメーカー

Qualcommが69.11%で半数以上のスマートフォンが搭載していることに、2位はHuaweiに独占提供しているHiSiliconで14.65%、3位は中国で安物のイメージが根付いてしまったMediaTekで11.94%、4位はMEIZUの一部モデルと韓国や香港向けのSAMSUNGを個人輸入したモデルに搭載されているSAMSUNG Exynosで2.04%という結果になりました。

Qualcommの圧倒的な市場占有率となり、今ではフラッグシップモデルにSnapdragon 835が搭載されていないとフラッグシップモデルと認められないぐらいの認識になっています。

 

2位のHiSiliconはHuaweiが頑張れば頑張るほどだけ市場占有率が伸び、2017年Q3と比較するとキープしています。

3位のMediaTekは最近、フラッグシップモデル向けのHelio Xシリーズの開発を中止し、ミドルレンジからエントリーモデルのHelio Pシリーズに注力すると発表しました。

 

CPUのコア数

オクタコアが76.33%で1位、Snapdragon 820/821で採用されたクアッドコアが18.55%で2位、Helio X20以降で採用されているデカコアが3.45%で3位という結果に。

10コアはMediaTekのXシリーズのみにしか採用されておらず、MediaTek自身がXシリーズの開発を中止するので近い将来その他に分類される可能性があります。

 

RAM容量

4GBが38.17%で1位、6GBが34.81%で2位、3GBが16.48%で3位となりました。

4GBと6GBはどちらもフラッグシップモデルに採用されていますので、どちらも市場占有率が高くなっています。

フラッグシップモデルの中でも上位版に搭載される8GBは2.72%で、この容量はどうしても本体の価格が高くなるので主流になるにはもう少しかかると思います。

 

内蔵ストレージの容量

64GBが52.04%で半数を超えて1位、2位は32GBで19.19%、3位は128GBで18.07%となりました。

昨今のファイルの肥大化に伴ってミドルレンジモデルでも64GB以上を搭載しているものが多いためこのような順位に、3位の128GBはフラッグシップモデルの標準容量となりつつ有り、伸びに伸びています。

 

Android OS

Android 7.1.1が37.30%で1位、Android 7.0が25.98%で2位、Android 6.0.1が15.06%で3位となりました。

Android Nの中でも最新バージョンとなるAndroid 7.1.1が1位という結果で更にAndroid Nは合計で63.28%で圧倒的な市場占有率になるので、中国メーカーがしっかりとアップデートをしていることがわかります。

ちなみにHuawei Mate 10/Mate 10 Proに搭載されているAndroid Oはその他に分類され、Xiaomiはベータ版をXiaomi Mi 6向けに12月以降配信、OnePlusはOnePlus 5/5Tにも12月以降に配信となっているので、市場占有率を伸ばすにはもう少し期間が必要だと思われます。

 

総括

全てのデータをまとめると、AnTuTuベンチマークにおけるスペックの中央値は、Android 7.1.1 Nougat、5.5インチのFHDディスプレイ、Qualcomm製オクタコアのプラットフォーム、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 64GBとなります。

今あなたが使っているスマートフォンはこれに合致するでしょうか。

スペック以外で流行っているのは全画面、前後デュアルカメラ、AIシステム、急速充電システムでしょうか。

スペックも大事ですが、そのスマートフォンを助ける機能、機構が大事になりつつあるので、スマートフォンメーカーは他と違って何が出来るのかを追い求めないといけません。

 

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