【2017年11月】AnTuTuベンチマークにおけるスペックの中央値が公開

【2017年11月】AnTuTuベンチマークにおけるスペックの中央値が公開

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTu社により、2017年11月での中国国内において多数を占めるスペックが公開されました。

いわゆるトレンドのスペックとなります。

中国メーカーのスマートフォンではなく、中国のユーザーが使っているスマートフォンが計測対象です。

AnTuTuベンチマーク v6で計測し、期間は2017年11月1日 ~ 11月31日までとなっています。

 

2017年10月のランキングは以下の記事をご覧ください。

 

インチ数

5.5インチが32.07%で1位、5.1インチが15.78%で2位、6インチが12.73%で3位という結果になりました。

18:9の縦長ディスプレイの登場によって、6インチ、5.7インチ、5.9インチが急速にシェアを伸ばしています。

しかしながらこの縦長ディスプレイを搭載しているスマートフォンは価格が高いので、16:9の5.5インチや5.1インチのシェアを奪うとまで入ってません。

Xiaomi Redmi 5/5 Plusが低価格ながら18:9の縦長ディスプレイを採用していますので、来年にはシェアが大きく変わっていると思います。

 

解像度

1位はFHDで64.75%、2位は2K(WQHD)で9.85%、3位はFHD+で9.28%、4位はHDディスプレイで6.25%となりました。

やはりまだFHDが主流ですが、18:9の縦長ディスプレイに採用されているFHD+がHDのシェアを抜かしました。

HDディスプレイのスマートフォンがあまりリリースされていない、というのも背景に有りますがそれでも既存の解像度を抜かすというのは18:9が急速にシェアを伸ばしていることの現れになります。

 

Androidバージョン

Android 7.1.1が35.07%、Android 7.0が29.03%で、中国では一般的にSnapdragon 625にのみ提供されているAndroid 7.1.2が4.11%で、Android 7 Nougatは68.21%になり、2/3のスマートフォンがこのバージョンを搭載していることになります。

Android 6 Marshmallowは5.23%で直にその他に分類されそうです。

Huaweiの一部スマートフォンに提供されているEMUI 8.0のベースとなっているAndroid 8.0 Oreoはその他に分類されています。

 

内蔵ストレージの容量

フラッグシップモデルとミドルレンジモデルに採用されている64GBが54.23%で半数を超え、ミドルレンジモデルとエントリーモデルに採用されている32GBが18.51%、フラッグシップモデルの上位版に採用される128GBが17.70%となりました。

16GBは縮小傾向に有り、昨今のファイルの肥大化に伴って需要が減っていますのでいずれは消えるでしょう。

 

RAM容量

4GBが41.73%、6GBが34.67%、3GBが14.75%となりました。

ミドルレンジモデルは4GBが主流、6GBはミドルレンジモデルの上位版とフラッグシップモデルの主流となっていて、その中でも価格が安いので手に入れやすい4GBがシェアトップとなりました。

 

CPUのコア数

Qualcomm Snapdragon 835を始め、HiSilicon Kirin 970やミドルレンジモデル向けのSnapdragon 625やKirin 659が8コアですので76.24%でトップに立ち、Snapdragon 820/821やMediaTek MT6737の4コアは18.93%で縮小傾向、MediaTekのHelio X20以降のモデルの10コアは3.27%と縮小傾向です。

MediaTekはHelio Xシリーズの開発中止を決定していますので、今後は徐々にグラフから消えるでしょう。

 

SoCのメーカー

Huaweiとhonorが18:9の縦長ディスプレイを搭載した新機種をリリースしたのでQualcommのシェアが落ち、HiSiliconのシェアが微増しました。

MediaTekとSAMSUNG、どちらもMEIZUが主要な取引先ですがMEIZUが思った以上に伸びなかったので縮小傾向です。

 

総括

2017年11月における主要なスペックはAndroid 7.1.1 Nougat、5.5インチFHDディスプレイ、Qualcommの8コアプラットフォーム、RAM 4GB、内蔵ストレージ 64GBとなります。

このスペックに合致するのはOPPO R11で、やはりこの中央値をしっかりと見極めて発表・発売するというのは2016年から成長が続いている成功の秘訣の1つなのではないでしょうか。

Meizu M6 NoteはAndroid 7.1.2 Nougatという点だけが合致しませんが、その他は合致していますので売れに売れています。

尖ったスマートフォンを発表・発売するのも大事ですが、消費者の欲しいスマートフォンを発表・発売することが成功の鍵ではないでしょうか。

 

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