【2016年通年】Antutuベンチマークで人気のスマートフォン・解像度・Androidのバージョンが公開

Antutuベンチマークを提供しているAntutu社により、2016年通年の中国国内において人気のスマートフォンTOP10が公開されました。

中国メーカーのスマートフォンではなく、中国のユーザーが使っているスマートフォンが計測対象です。

Antutuベンチマーク v6.0で計測し、期間は2016年1月1日 ~ 同年12月31日までとなっています。

 

2016年通年のベンチマークスコアランキング、満足度ランキング、全世界での人気のスマートフォンランキングも集計していますので、是非ご覧ください。

 

人気のスマートフォン

 

こちらは全世界でのランキングと同じで、Xiaomi Redmi Note 3が1位、Xiaomi Mi 5が2位、SAMSUNG Galaxy S7 Edgeが3位という結果になりました。

他には、LeEco、OnePlus、ASUSのスマートフォンがランクインしていて、中国、韓国、台湾のアジア3カ国がのみとなっています。

2016年に急速にシェアを伸ばしたHuawei、OPPO、vivoがランクインしていないという面白いランキングです。

 

 

インチ数

5.5インチ、5.1インチ、5.0インチと続き、5.0インチ以上を合計すると約64%、3.5 ~ 4.9インチは18,75%となっています。

大画面スマートフォンとして発表されるのは5.7インチ以上、特別大きいとは発表されないのは5.5インチ、小型スマートフォンは5.0インチというように5.0インチ以上のスマートフォンが主流となっています。

最近では、小型スマートフォンとして販売されるのが5.2インチへ変わってきており、5.0インチ未満のスマートフォン市場は縮小傾向に有ります。

 

ちなみにXiaomi Mi MIXは6.4インチ、Xiaomi Mi Maxは6.44インチで、Meizuの小型スマートフォンとして発表されたMeizu M5は5.2インチとなっています。

 

 

画面解像度

 

1920 x 1080(FHD)が62.70%で半数以上のスマートフォンがこの解像度で、2560 x 1440(2K)が18.84%で2015年・2016年から増加傾向に有り、1280 x 720(HD)は13.56%で縮小傾向となっています。

2017年はVR事業(Daydream)に参入する企業が多くなる見込みで、2K解像度を搭載したフラッグシップモデルが増えるでしょう。

 

Meizu PRO 6 PlusやLe Max 2が2K解像度の5.7インチディスプレイ、LG G5が5.3インチのディスプレイとなっています。

 

 

Androidバージョン

 

Android 6.0.1 Marshmallowが42.32%で半数近くのスマートフォンがこのOSを搭載し、Android 5.1.1 Lollipopが33.03%、Android 5.0.2 Lollipopが13.13%と続いています。

Android 7.0 Nougatを初期搭載したスマートフォンはまだ少なく、有名所ではHuawei Mate 9やLG V20で、さらに、Nougatアップデートをベータ版としてリリースしている所が多く、正式版として一般のユーザーまで広まっていないという点から、まだシェアは少ないようです。

メモリリーク問題があったAndroid 5.0.2 LollipopやAndroid 4.4.4と4.4.2 Kitkat、Android 2.3 GingerBreadは減少傾向に有り、このバージョンを使っていたユーザーがAndroid 7.0 NougatやAndroid 6.0.1 Marshmallowへ移行しています。

 

ZUKがAndroid 7.0 NougatをベースとしたZUI 2.5を先日配信開始、HuaweiのEMUI 5.0はフラッグシップモデルを優先的に正式版・ベータ版を配信中、Xiaomiは一部スマートフォンにベータ版として提供中、MeizuやOPPO、vivoは一切情報がありません。

 

 

SoCのメーカー

 

Qualcommが57.41%で半数以上のスマートフォンに搭載されていることになり、MediaTekが20.49%で、Exynos、HiSiliconと続きます。

3D処理に強く、Snapdragon 821・820はもちろんのこと、中価格帯のSnapdragon 625・626が好パフォーマンスですので非常に人気があります。

 

MediaTekは消費電力が低いのでバッテリーの持ちがよく、コスパの良い中低価格帯のスマートフォンに多く搭載されています。

有名メーカーも搭載したスマートフォンを発表しますが、フラッグシップモデルとして発表するところは非常に少ないです。

一方MeizuはQualcommとの問題が有りましたので、MediaTekのSoCを搭載したスマートフォンをフラッグシップモデルとして発表していました。

 

ExynosはSAMSUNG、Meizuの一部スマートフォンに搭載されているもので、シェアの多くはGalaxyとなっています。

MeizuではMeizu MX、MX2、MX3、MX4 Pro、PRO 5、PRO 6 Plusという毎年の採用実績が有ります。

 

Huaweiのスマートフォンに搭載されているHiSiliconはHuaweiのシェアのみで戦っています。

ですので、Huaweiのシェアが伸びれば伸びるほどHiSiliconのシェアが伸びます。

Huawei Mate 9に搭載されているKirin 960は4G + 3GのDSDSに対応、GPUにMali-G71を搭載することによって3D処理を強化し、完成度の高いSoCになっています。

 

CPUのコア数

 

8コアが46.62%、4コアが41.22%となっており、世に出回っている多くのスマートフォンはこの2種類のものが主流となっています。

8コアはSnapdragon 652、Snapdragon 616、Kirin 950、Exynos 7420のシェアが高いです。

 

4コアはほぼSnapdragon 821、Snapdragon 820で、こちらは主にフラッグシップのスマートフォンとなっています。

全世界での人気のスマートフォンに入っているXiaomi Mi 5、OnePlus 3はSnapdragon 820を搭載してます。

 

Snapdragon 835は8コアになり、2017年は8コアのスマートフォンが更にシェアを伸ばすのではないでしょうか。

 

RAM容量

 

3GBが38.98%、2GBが31.98%で中低価格帯のスマートフォンに多く採用されており、現在の主流となっています。

2016年度後半から4GB、6GBのスマートフォンが多く発表され、中価格帯にも4GBのスマートフォンが登場し始め、1年後には2GBと3GBのスマートフォンは減少傾向となり、4GBと6GBが主流になる可能性があります。

更に、Helio X30やSnapdragon835は8GBを搭載することが出来るので、2017年は8GBがどこまでシェアを伸ばしているのかが楽しみです。

 

ちなみにMeizuは6GBのスマートフォンはなく、最高でも4GBとなっていますので、いつ6GBのスマートフォンが発表されるのか注目です。

 

 

内蔵ストレージ容量

 

ゲームアプリの容量肥大化によって8GBでは十分に遊べなくなったので大容量がシェアを伸ばし、32GBが42.15%、16GBが32.59%でRAM容量の3GB・2GBのシェアと比例し、7割のスマートフォンがこの容量を採用していることになります。

64GBを搭載したスマートフォンは2016年急速に増え、2017年は32GBと64GBが主流になり、128GBはシェアは伸びるでしょうが価格の面から16GBを抜かすのは難しいでしょう。

 

Meizu PRO 6 Plusが64GBと128GBの2モデル展開で、このような展開をしているメーカーが増えています。

 

 

中古品のSoC

 

回収宝というサイトから数値を割り出しており、二手手机(中古携帯)を扱っているサイトです。

Qualcommが38.42%、MediaTekが27.88%で、半数近くのスマートフォンが中古市場に出回っています。

多くは新品のシェア通りの結果となっていますが、HiSilconがシェアよりも多く出回っている傾向にあり、買い換えがうまく進んでいるという見方が出来ます。

Leadcoreの2.38%の内、Xiaomi Redmi 2Aに搭載されたL1860Cが多いようです。

 

 

中古品のコア数

 

4コアが58.59%で6割近くのスマートフォンが中古市場に出回っており、その中でもQualcommはSnapdragon410、Snapdragon600、Snapdragon801、MediaTekはタブレットのMT6582、MT6589、SAMSUNGはExynos4412が多いようです。

8コアはHiSiliconはKirin 920、Kirin 925、MediaTekはMT6592が多いようです。

2世代、3世代前のSoCがメインとなっています。

 

 

総括

2016年で主流なスマートフォンは、5.5インチ1920 x 1080のFHDディスプレイ、Android 6.0.1 Marshmallow、Qualcomm製SoC、8コア、RAM 3GB / 内蔵ストレージ 32GBとなっています。

ピッタリこれ!というスマートフォンは少なく、ZOLで調べてみた所、Galaxy On7(2016)がSnapdragon 625で完全一致、Huawei Nova Plus、Huawei G9 Plus、Huawei Maimang 5がAndroid 6.0でニアピンとなっています。

 

2017年はコンセプトフォンのようなデザインが評価対象の肝となり、前面にホームボタンを置くのは努力の見えないメーカーとなるでしょう。

 

 

参考

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