【2016年Q3】Antutuによりスマートフォンの主流なスペックを発表

Antutuベンチマークを提供している、Antutu社によってAndroidスマートフォンの主流なスペックを発表しました。

ありふれたスペックとなり、「攻め」を重視しているメーカーがこのスペックのスマートフォンを販売していると残念なものとなります。

しかし、このありふれたスペックは、”人気が高い”スマートフォンということになりますので、いち早くユーザーを獲得したい場合はこのスペックを販売すればいいということになります。

 

計測期間は2016年7月1日 ~ 2016年9月30日

Android搭載スマートフォンのみのデータとなります。

 

Antutu社は2016年Q3の世界各地の人気のスマートフォンのデータを公開しております。

以下の記事のデータを利用して今回のデータを計測していますので、是非ご覧ください。

 

2016年Q3での世界各地の人気のスマートフォンTOP10

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  1. SAMSUNG Galaxy Note 5 : 6.89%
  2. SAMSUNG Galaxy S7 : 6.13%
  3. SAMSUNG Galaxy S6 edge : 5.23%
  4. Xiaomi Redmi Note 3 : 2.94%
  5. SAMSUNG Galaxy S7 edge : 2.83%
  6. LG G3: 2.21%
  7. Huawei Mate 8 : 2.07%
  8. ASUS ZenFone 2 : 1.79%
  9. LeEco Le 2 : 1.46%
  10. Meizu M3 note : 1.16%

 

SAMSUNGの1強となっておりますが、Galaxy Note 7のリコールを受けて次回のランキングでは大きく変化があるかが肝となっています。

SAMSUNGは4機種もランクインしており、全てのパーセントを足すと21.17%となり、5機種計測されたうちの1台がSAMSUNG製のスマートフォンということになります。

 

 

ディスプレイ解像度

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  1. 1920 x 1080(FHD) : 71.62%
  2. 2560 x 1440(2K) :12.52%
  3. 1280x 720(HD) : 12.28%
  4. その他 : 3.59%

1920 x 1080のFHD解像度がダントツの1位で、山寨端末も多くこの解像度を搭載しております。

2560 x 1440(2K)が1280 x 720(HD)を追い抜き、5.0インチの小型スマートフォン市場をフラッグシップモデルが食い荒らすという事になっております。

ただ、2Kディスプレイは電池の消耗を鑑みるとFHDディスプレイに敵うことはなく、リチウムイオンバッテリー性能の大幅な進化がない限り、2KディスプレイがFHDディスプレイを追い抜くことはないでしょう。

 

 

ディスプレイサイズ

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  1. 5.5インチ : 44.70%
  2. 5.0インチ : 17.17%
  3. 5.2インチ : 10.39%
  4. 5.7インチ : 8.65%
  5. 5.1インチ : 4.17%
  6. 5.0インチ未満 : 3.07%
  7. 6.0インチ : 1.98%
  8. その他 : 9.88%

5.5インチが約45%となり、約半数のスマートフォンがこのディスプレイサイズとなっています。

FHD解像度との相性が一番良いですね。

5.0インチ未満を望む方を時々見かけますが、Antutuベンチマークで計測をしないということが関係している可能性を否定できませんが、世界的にみると人気のない事がわかります。

恐らく、完全に終わった市場という状態で、今からこの市場に踏み入れるのは企業経営を考えるとベストな選択ではないのでしょう。

5.0インチが小型スマートフォンということになっていますが、以前はこのサイズでが大画面と言われていた時代が有りますので、いつかは5.1インチ以上でさえ小型スマートフォンということになる未来が有りえます。

 

 

SoC

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  1. Snapdragon820 : 21.35%
  2. Exynos 7420 : 15.34%
  3. Helio X20 : 14.38%
  4. Helio X10 : 12.12%
  5. Kirin 950 : 8.38%
  6. Snapdragon652 : 8.37%
  7. Snapdragon625 : 5.75%
  8. Exynos 8890 : 4.07%
  9. その他 : 10.24%

Qualcomm、SAMSUNG、MediaTek、HiSiliconの4社が主要なSoCを開発している企業となります。

ExynosはGalaxyを始めMeizuの一部モデルに供給、HiSiliconはHuawei社のみに供給をしております。

Galaxy S7 / S6 edge / Note 5、Huawei Honor 8 / V8が人気で、ExynosとHiSiliconの市場占有率をあげております。

8位と9位はそれぞれSnapdragon801とHelio P10です。

この内容に関する詳しい記事は以下をご覧ください。

 

 

SoCのコア数

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  1. 8コア : 50.46%
  2. 4コア : 27.36%
  3. 6コア : 10.23%
  4. 10コア : 9.43%
  5. その他 : 2.52%

MediaTek製SoCを始め、Snapdragon652 / 616 / 617、Kirin 950、Exynos 7420などで多く採用されている8コアが約50%という結果。

半分近くのスマートフォンが8コアとなっております。

Snapdragon820の影響を受けて、4コアの数値が少し高くなっているようです。

2016年8月のAntutuベンチマークのスコアランキングでは全てのスマートフォンがSnapdragon820を搭載しているという異常な事態もありました。

 

 

RAM容量

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  1. 3GB : 46:73%
  2. 4GB : 30.79%
  3. 2GB : 18.36%
  4. 6GB : 1.49%
  5. その他 : 2.63%

RAM容量は3GBが主流のようです。

RAM 4GBのスマートフォンが台頭してきておりますが、まだまだ3GBが強いです。

最近ではRAM 6GBを搭載したスマートフォンが多く販売されるようになり、6GBのシェアは増加しておりますが、RAM 6GBを搭載したスマートフォンの価格が高く、主流となるには厳しいです。

RAM 2GBのシェアが高いのは、RAM 2GBが主流だった時期が長いことが関係しており、2016年になって新しく販売されるスマートフォンの主流となりつつあるRAM 4GBが将来的な主流になるのではないかと予想されております。

 

 

内蔵ストレージの容量

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  1. 16GB : 55.28%
  2. 32GB : 29.00%
  3. 64GB : 11.71%
  4. 128GB : 0.67%
  5. 8GB : 0.62%
  6. その他 : 2.51%

内蔵ストレージの主流は16GBとなりました。

今販売されているスマートフォンの主流な内蔵ストレージの容量は32GBで、将来的な主流になるのではないかと予想されております。

128GBの大容量内蔵ストレージは増加傾向に有り、一時は主流であった8GBを抜いております。

 

 

カメラの解像度

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  1. 1300万画素 : 33.58%
  2. 1600万画素 : 18.54%
  3. 2100万画素 : 18.37%
  4. 800万画素 : 12.28%
  5. 2070万画素 : 8.22%
  6. 1200万画素 : 3.80%
  7. 1200万画素 : 2.14%
  8. その他 : 3.07%

主流なのは1300万画素であることが判明しました。

カメラは画素数が全てではなく、メーカーの調整が大きく左右しており、2100万画素で撮影した景色より1200万画素で撮影したほうが見栄えがいいというのは多々あるので、非常に不安定な市場です。

1200万画素が2つあることに関して詳しいことは書かれておりませんでした。

 

デュアルカメラのシェアが増加傾向に有り、AppleのiPhone 7 Plusで採用するなど今後の成長に不可欠な機能となっております。

HTCはこういうところで先を行っておりますね。

 

 

バッテリー容量

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  1. 3000mAh ~ 3500mAh : 44.65%
  2. 4000mAh以上 : 31.73%
  3. 2500mAh ~ 3000mAh : 13.97%
  4. 2000mAh ~ 2500mAh : 5.65%
  5. 3500mAh ~ 4000mAh : 4.00

重なりの部分をどのように見ているかは明らかにされていません。

3000mAh ~ 3500mAhが約50%のシェアを占めており、5.5インチを搭載しているスマートフォンでの定番のバッテリー容量となっております。

4000mAh以上が約30%もあり、1日使い続けることが出来るスマートフォンを求める方がいるようです。

OUKITEL K10000はバッテリー容量が10000mAhもあるモンスターマシンです。

こういう面白いスマートフォンが出てくるのもまた楽しいですね。

詳しいレビューは以下の記事のブログをご覧ください、

 


総括

Galaxy NoteシリーズやSシリーズのハイエンドモデルがデザイン、耐久性が高いことから人気です。

ですが、価格が高いことから全てのユーザーに人気があるわけではなく、価格が安く好パフォーマンスを発揮するコストパフォーマンスの高いモデルが多くのユーザーの人気になる傾向が高いです。

 

今回の結果を見ると、5.5インチの1920 x 1080のFHDディスプレイ、オクタコアプロセッサー、RAM 3GB、内蔵ストレージ 16GB、1300万画素のカメラ、3000mAh ~ 3500mAhのスマートフォンが主流であることがわかります。

このスペックのスマートフォンは、Galaxy J7 Prime、Galaxy On8、Lenovo K4 Note、ASUS Pegasus 2 Plus、Elephone P7000、Umi IRON Pro、Cubot CHEETAH 2などが有ります。

意外とピッタリこのスペックというスマートフォンは少なく、Meizuが取り入れているRAM 3GBの場合には内蔵ストレージが32GBという場合だったり、バッテリー容量が3501mAh以上だったりします。

5.5インチ、FHD、オクタコアプロセッサー、RAM 3GB、内蔵ストレージ 16GB、1300万画素のカメラと言う要件を満たすのは、ElephoneやUlefone等のコスパ最強と言われるメーカーで多く販売されております。

 

2014年Q4にはどのようなスペックが主流になっているでしょうか。

RAM 4GB、内蔵ストレージ32GBは当たり前の時代になって欲しいですね。

 

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