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【2016年Q3】Antutuにより山寨端末のデータが公開


【2016年Q3】Antutuにより山寨端末のデータが公開

Antutuベンチマークを提供しているAntutu社が、2016年Q3での山寨端末の割合、スペックなどを集めたデータを公開しました。

ここでの山寨端末は「偽物のスマートフォン」と定義されております。

日本で蔑称の意味で使用される、AOSPを搭載している格安な中華スマホではありません。

GoophoneやHDCが山寨端末として、このデータに含まれます。

 

計測期間は2016年6月1日 ~ 2016年9月31日で、データ元はAntutuベンチマークです。

 

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Q3の間に計測された数は、2855,126回で、そのうち正式版としてリリースされているモデルと異なったスペックのスマートフォンは、90,507回となっています。

割合で表すと、3.17%が偽物のスマートフォンでAntutuベンチマークを使用してい計測をしております。

 

山寨端末のスペックは様々で、一部の認識されていないモデルは除いた結果となっています。

まだまだ山寨端末は本物のスマートフォンがリリースされると、それに合わせてリリースされ続けていくので、注視する必要があります。

 

ただ、2016年Q3の山寨端末の割合は減ってきており、大手メーカーの低価格且つ高品質なスマートフォンが強力なオンラインチャネルで流通し始めるようになり、山寨端末の利点というものが減ってきました。

しかし、高価格帯のスマートフォンは見栄からか、偽物でもかまわないから所有したいという層がいる限り根絶されることはないでしょう。

 

 

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山寨端末としてリリースされている割合の大きいメーカー別の円グラフです。

一番多いのがSAMSUNGで39.90%、2番目にAppleで21.60%、3番目はXiaomiで4.16%、4番目はHuaweiで3.26%、31.08%のその他となっています。

AppleではなくiPhoneとグラフで書かれるのは、AppleのスマートフォンがiPhoneしかないためです。

 

SAMSUNGとXiaomiの割合は減少し、Appleの割合は大幅に増加したようです。

恐らく、新興国市場にリリースをした「iPhone 5c」の後継機が存在せず、フラッグシップモデルのみとなっていることが原因でしょう。

Huaweiは高いブランド力と、多数のモデルをリリースしたことによって、山寨市場が「これは逃せないブランド」として目をつけられており、山寨端末の割合が上昇しております。

 

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機種に限定したグラフです。

1番多いのがiPhone 6sで13.20%。

山寨端末の10個に1つがiPhone 6sの偽物がAntutuベンチマークで計測をしております。

2位はSAMSUNG W2016で6.80%。

以前はSAMSUNG Galaxy Goldenというネーミングでリリースされた、折りたたみスマートフォンながら高スペックというのが武器で、富裕層のビジネスマンが所有しているスマートフォンで、1つのステータスとして人気です。

3位はSAMSUNG Galaxy S7で5.50%。

 

5位の「SAMSUNG 領世旗舰Ⅲ」というのは、SAMSUNG W2016と同じシリーズのスマートフォンで、折りたたみ式スマートフォンでSoCにSnapdragon 808(ヘキサコア)を搭載したスマートフォンです。

型番は「SM-G9198」。

中国移動で販売した価格は何と、約30万円(15,888人民元)という非常に高級なスマートフォンです。

偽物でも同じ形の「SM-G9198」を所持したいという層が購入しています。

 

 

円グラフに乗っていたHuaweiとXiaomiは、Huawei P9が1.74%、Xiaomi Mi4が1.65%となっています。

Huaweiはモデルが多いことからランキングには上がってこないようです。

Xiaomi Mi4の山寨端末が未だに根強く残っており、このスマートフォンがランキング外に追いやられるのはいつになるでしょうか。

 

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SoCのコア数の割合です。

1位はクアッドコアの53.11%、2位はオクタコアの37.46%、3位はデュアルコアの9.43%となっています。

デュアルコアの山寨端末の割合は減少しており、クアッドコアの山寨端末の割合が約半分となっています。

しかし、MediaTekを始めとするオクタコアの低価格SoCが台頭してきており、多くの山寨メーカーがオクタコアのSoCを採用し始め、近いうちにクアッドコアとオクタコアの割合が逆転すると予想されております。

Helio P10(MT6755)やMT6750という有名なSoCは、オクタコアプロセッサーで低価格で入手できるようです。

 

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ディスプレイの解像度の割合です。

1位が1280 x 720のHD画質で33.15%、2位が1920 x 1080のFHD画質で31.66%、3位が960 x 540のqHD画質で8.12%となっています。

1位のHD画質と、2位のFHD画質で60%を占めており、山寨端末も高解像度のスマートフォンが増えてきております。

2K解像度を持った山寨端末が微妙に増えてきているというのも事実で、山寨端末も侮れなくなっております。

 

解像度に力を入れる理由としては、眺めただけでは一番騙しにくい場所で、解像度が低いとすぐに見破られてしまうため、解像度だけはHD画質以上を選択するようです。

元のスペックに画質を合わせる場合もあり、見た目だけでは騙せないようにするために工夫をしているようです。

 


山寨端末の割合は明確に減少しております。

オンラインチャネルが発達してきたことにより、通販で公式ショップで手軽に購入できるようになり、本物を入手できるようになりました。

しかし、オフラインチャネルでは2番目、3番目の都市ではオンライン・オフラインの混乱が生じるため、山寨メーカーが付け入る隙が出来てしまいます。

山寨メーカーはこのような混乱している都市・地域で販売されることが多く、大手メーカーは1番都市だけではなく、このような混乱が起きうる場所にも力を入れるべきとしています。

 

山寨端末の大きな問題はパフォーマンスと保証の両面で、パフォーマンスは本物よりも悪い、且つ保証は全く無いという最悪な状況です。

大手メーカーの本物スマートフォンは、手厚い保証に加え、価格も安くパフォーマンスも高いので、山寨端末の安いスマートフォンを買うよりも安く収まる可能性が高いです。

 

スマートフォンを購入した際は、包装と付属品を確認し、Antutuベンチマークをダウンロードしてスペックの確認をして欲しいようです。

正しいスコア、正しいスペックをAntutuベンチマークを使用することで確認できるので、是非利用してほしいそうです。

 

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Developer: AnTuTu
Price: Free

 

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