Antutuベンチマークを提供しているAntutu社により、Antutuベンチマークを測った際の評価が良かった割合TOP10が公開されました。
Antutu Benchmark v6で計測し、2017年3月1日 ~ 2017年3月31日までのランキングで、同一機種で1000個以上計測されたものがランクインしています。
このグラフのパーセンテージは、☆5評価/計測されたスマートフォンの数となっており、10個計測された同機種のスマートフォンの内、9個☆5評価されれば90%となります。
Android
1位はOnePlus 3となりました。
Snapdragon 820を搭載したRAM 6GBのモンスタースペック端末で、ブートローダーアンロックが容易であったり、カーネルソースがすぐに公開されるということから、開発者に人気があり、カスタムROMを存分に楽しみたい方はこの端末がおすすめです。
2位はXiaomi Mi Max。
Xperia Z Ultraと全く同じの6.44インチでファブレット端末を求めていた方への救世主になりました。
しかし、日本ではワンセグなどの日本独自の機能を搭載していることがXperia Z Ultraの後継機として認められるため、日本人にはあまりウケませんでした。
3位はMeizu PRO 6 Plus。
SAMSUNG製SoCのExynos 8890を搭載した端末で、4GB + 64GB / 4GB + 128GBでCPUの動作周波数、GPUのコア数が異なる2モデル展開をしていて、上位版となる4GB + 128GB版は1月に販売開始されたのにもかかわらず、今でも圧倒的な人気なのか限量販売が行われています。
4位にはXiaomi Mi MIX。
コンセプトフォンとしてXiaomi Mi Note 2と同時発表された端末で、3辺狭額縁ベゼルが大きな特徴です。
今までのXiaomiから考えると価格が高いのですが、価格相応、それ以上の価値があるようです。
5位はOnePlus 3T。
1位にランクインしたOnePlus 3のマイナーチェンジモデルで、Snapdragon 821、フロントカメラが800万画素に、バッテリー容量が3400mAhへ増量など、大きな進化が見られます。
8位はXiaomi Redmi Note 3。
ZUK Z2が登場するまで“コスパ”の代名詞となっていた端末で、海外でもカスタムROMの開発が盛んで、今でも大きな人気を誇っています。
Xiaomi製端末は5機種入っており、販売台数は思うように伸びていないようですが、ユーザーからは絶大な支持を受けているようです。
iOS(iPhone)
小型端末筆頭のiPhone SEが1位となり、その後ろにiPhone 6s Plus、iPhone 5sが続いています。
iPhone 6の評価がAndroid部門3位という高評価率で、中国現地ではiPhoneは購入な端末ということもあってか、購入者は価値を見極めて購入しているということになりますね。
最新iPhoneのiPhone 7 / 7 PlusがTOP3に入っていないというあまり芳しくない評価になっており、Appleは苦戦を強いられています。
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