【2017年通年】AnTuTuが偽物のスマートフォンに関するデータを公開

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuが偽物のスマートフォンに関するデータを公開しました。

“偽物のスマートフォン”というのは本物とスペックが異なるという意味も含まれるため、Root権限を取得して内部情報を書き換えたスマートフォンも偽物として換算されます。

統計期間は2017年1月1日から同年12月31日まで、調査範囲は全国家となっています。

 

偽物の割合

偽物のスマートフォンの割合は2.64%、全計測数が17,424,726回なので約46万回が偽物となりました。

多いのか少ないのかは人によって判断が異なりますが、私個人としては多い印象を受けました。

 

偽物のメーカー

スペックと異なったスマートフォンが多かったメーカーはSAMSUNGが圧倒的、その次にApple、Xiaomi、OPPO、Huaweiと続きます。

やはり偽物を作られるというのは有名なメーカーの証になり、その中でも高価で買えないことの多いSAMSUNGのスマートフォンが圧倒的となっています。

 

偽物の多かったスマートフォン

一番偽物が多かったのはSAMSUNG Galaxy S7 edgeのヨーロッパ版、その次に同スマートフォンの中国版、3番目はSAMSUNG Galaxy S7のヨーロッパ版となり、7機種がSAMSUNGのスマートフォンという結果になっています。

その中でも中国向けにしか販売していない折りたたみ式のスマートフォン、SAMSUNG W2016/W2017が揃ってランクインしており、このスマートフォンは持っていることがお金持ちのステータスになっているので偽物でも持ちたい、という人がこのデータからは多いことがわかります。

 

そして中国でもまだマイナー企業となるOnePlusのSnapdragon 821を搭載したモデルのOnePlus 3Tが堂々のランクインで、有名なメーカーの名前に連ねております。

 

CPUのコア数

4コアが57.80%で半分を超えており、その次に8コアが30.61%と続いています。

偽物のスマートフォンに多く搭載されているのはMediaTek製SoCで、その中でも4コアは安く手に入るため圧倒的なシェアとなっています。

Helio X20以降のモデルにしか採用されていない10コアが7.54%もあり、偽物ながらなかなか高級なSoCを使っているものもあるようです。

 

解像度

FHDが34.33%、HDが32.45%、2Kが10.32%となっています。

意外と高解像度(FHDと2K)の偽物が多く、偽物だから低スペックという時代ではなくなってきているということなのでしょうか。

 

総括

最近はスマートフォンを購入するのにインターネット、ECサイトを使って購入することが増えてきています。

ですので偽物は駆逐されていくはずなのですが、まだまだしぶとく生き残っている現状です。

偽物でも高級なスマートフォンを持ちたいという心理からSAMSUNG W2016/W2017がどこかで売れており、“特定のスマートフォンを持っている”ことがステータスになっている以上は完全に偽物が消えるということはないと思います。

 

スマートフォンを購入する際は怪しげな格安なものではなく、多少名前の通っているところで正規に近い値段で購入することが大事です。

せっかくお金を出して買ったものが偽物、とても残念なことなのでみんなに意識を変えていくことが大切です。

 

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