Android 9 PieからProject Treble対応が必須条件に。MEIZUの今後は

Androidを開発提供しているGoogleがブログを更新し、2018年8月に発表された最新OS「Android 9 Pie」からProject Trebleが必須条件になっていることを明かしました。

 

Project Trebleは2017年8月に発表されたAndroid 8.x Oreoから始まり、メーカーごとにカスタマイズされた実装部分とAndroid OSのシステム部分を切り離して、メーカーがAndroid OSのアップデートを行いやすいようにする取り組みです。この機能に完全対応させるとEssential ProductsによるEssential Phone PH-1の様にGoogleが新しいOSを発表、新しいセキュリティパッチレベルを公開すると数日後に同じレベルのアップデートが降ってくるといった環境になります。

これはユーザーの安心感につながるため対応させて損はなく、むしろ対応させない理由もないため、対応させていないメーカーのスマートフォンを購入する意味すらなくなります。

 

更に少し前では新しいAndroid OSが発表されるとSoCを開発しているメーカーが自社SoCに合わせてカスタムを加えたソフトウェアのBoard Support Package(BSP)をスマートフォンメーカーに提供し、そこからメーカーが自社のスマートフォンの仕様や設計に合わせて設計を行い、ようやく消費者の手に渡るという長い道のりがありました。多くの国や地域では設計後にキャリアの要求を受け入れてテストを行う必要もあり、開発力のない所では古い安定したAndroid OSを搭載させて発表することも多くありました。

そういう状況を見かねたGoogleは、このBSPをAndroid 9 PieからQualcomm、MediaTek、SAMSUNGと共同開発。これによりスマートフォンメーカーにBSPがより早く届くようになります。この活動によりユーザーには最新のOS、最新のSoC、最新の機能が体験できるようになるので、“力のある”メーカーによるスマートフォンが売れるようになります。

 

今回のGoogleによって必須条件となったProjec Treble、ユーザーとしては嬉しいですが、2流メーカーとしてはかなり辛いと考えています。OSのアップデート自体にかなりリソースがかかるのに加え、更に新たな取り組みの開発にリソースが必要になります。消費者からすればこの上ないどうでもよさですが、ReaMEIZUが応援しているMEIZUは他人事ではありません。

MEIZUは2018年8月にAndroid 8.x Oreoを搭載したスマートフォンが“初めて発表”された技術的でも2流メーカーです。更に現在サポートを行っている多くのスマートフォンはAndroid 7.x Nougatという現状で、これらをAndroid OreoやAndroid PieにアップデートするにはProject Trebleに対応させる必要があります。これを今のMEIZUが行えるとは到底思えないので非常に心配です。ただここを乗り越えると後はGoogleの指示に従うだけになるので、頑張って欲しいものです。

 

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