Qualcomm Snapdragon 460 Mobile Platformを発表

Qualcomm Snapdragon 460 Mobile Platformを発表

2020年1月21日
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Qualcommは日本時間2020年1月21日に、エントリー市場向けにQualcomm Snapdragon 460 Mobile Platformを発表しました。

 

名称 Snapdragon 460 Snapdragon 450 Snapdragon 439
CPU Kryo 240

A73+A53

4+4構成

A53

8構成

A53+A53

4+4構成

周波数 1.8GHz+1.6GHz 1.8GHz 2.0GHz+1.45GHz
GPU Adreno 610 Adreno 506 Adreno 505
周波数 600MHz 600MHz 650MHz
DSP/NPU Hexagon 683 Hexagon 546 Hexagon 536
ストレージ UFS 2.1/eMMC 5.1 eMMC 5.1 eMMC 5.1
RAM LPDDR4X(1866MHz) LPDDR3(933MHz) LPDDR3(933MHz)
IPS Spectra 340

最大4800万画素

2500万画素or2x1600万画素

Spectra

最大2400万画素

2100万画素or2x1300万画素

Spectra

最大2500万画素

2100万画素or2x800万画素

ディスプレイ FHD+(2220x1080)

60Hz

FHD(1920x1080)

60Hz

FHD+(1920x1200)

60Hz

統合モデム Snapdragon X11 LTE

Cat.13(390Mbps)/13(150Mbps)

Snapdragon X9 LTE

Cat.7(300Mbps)/13(150Mbps)

Snapdragon X6 LTE

Cat.4(150Mbps)/5(150Mbps)

Bluetooth Bluetooth 5.1 Bluetooth 4.1 Bluetooth 5.0
Wi-Fi Wi-Fi 6 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
製造プロセス 11nm 14nm 12nm
内部コード SM4250-AA SDM450 SDM439

Snapdragon 460はGPUがAdreno 6シリーズを搭載し、エントリーレベルのSnapdragon 4シリーズの中では唯一の採用となります。更にDSPは第5世代のHexagon 6シリーズに属するHexagon 683を採用し、AI性能においても過去のSnapdragon 4シリーズとは一線を画するでしょう。

 

更にRAM規格はLPDDR4Xに対応し、エントリーレベルながらフラッグシップモデルと同じものを搭載することが可能になっています。4G LTEはSnapdragon Snapdragon X11 LTE Modemを採用することでSnapdragon 6シリーズと同等の通信速度を体験することが可能です。

製造プロセスは11nmに微細化され、高性能化と省電力性に期待がかかります。

 

具体的な採用企業やリリース時期は不明ですが、Snapdragon 439の採用経験のあるXiaomi(Redmi)、vivo、NOKIAが採用すると考えています。

 

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